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「どうよ」
「へ、へぇー…すごいっすね」
やばいやろ、と彼は楽しそうな表情を見せてきたので、適当に「そっすね」と返事をしておく。
喫煙が許されている応接室。元は客人の接待などを行う部屋だったが、グルッペンさんがもう面倒臭いだのなんだの言ったせいで喫煙所と化したらしい。あの人のパワーすげぇ。
ちなみに新たな応接室は別の場所に設けた。
大先生が、煙草の灰を灰皿に落としながら見せてきたのはジッパーに閉められた白い粉だった。
じっと見ればかなり細かく、何かにこっそり混ぜてもバレなさそうなほどさらさらしていた。これが今朝言っていた「睡眠薬(原料のみ)」らしい。
普通の睡眠薬ならしんぺい神さんのところで借りられるのだが、グルッペンさんがどうやら睡眠作用にちょっと抗体を持つ人らしく断念したそう。
その分この通り大先生が知人の専門家から強力な睡眠薬を貰ってきたのだが、ここまで来るとAさんが心配になってくる。
いつ見ても細い体や、あの穏やかで無理してしまう性格から、なかなか薬などでは効果を現しすぎるのではないか、と気になる。
というか大先生曰く「副作用マジおもろい」とのことなので、そっちの方が心配なのだが。
「あの……今更なんすけど、向こうの国王にバレたらやばいですよね」
深すぎる親交を持つな、顔を見せるな、とかいうふざけた約束。
そんな中俺たちはあの二人をガチめにくっ付けるため作戦を練っている。まあこの作戦やめるつもり無いけど。大先生は『あっ忘れとった』とでも言うようなすっからかんの表情をしていた。
「……………まあ大丈夫やろ！」
「どうなんすかねぇ…」
「言うて向こうのワガママやん？」
「まあ…」
煙草の灰をぽんぽんと指で落とす。大先生のどうでも良さそうなやつれた笑顔が、複雑に瞳に映った。
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しまたけ(プロフ) - すみれいんさん» そうですね…ぱっとインスピレーションが湧いたときに沢山更新したいなと思います。本当にありがとうございますorz (2019年7月27日 13時) (
レス) id: 7881ae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - しまたけさん» 更新しなきゃと思ったら嫌になってしまうかもしれないので、出来た時に更新したんで大丈夫です！待ちます！ワクワクして待ちます！！自分の時間を優先で体調も優先で頑張って下さい！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
しまたけ(プロフ) - すみれいんさん» あっありがとうございますm(__)m本当に更新遅くなりますが出来るだけ時間を見つけて更新しようと思います。コメントめちゃめちゃ嬉しいです…消さないです…！ありがとうございます！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 7881ae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - お話読みました！好きです！飽きても消さないで下さい！！お願いします！！好きなんです！！ (2019年7月26日 16時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
H2O(プロフ) - もし宜しければどちらも残していただけると嬉しいです！この作品含め、全て好きです。 (2019年4月3日 3時) (レス) id: e433076a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しまたけ | 作成日時：2019年3月23日 15時
