【QK短編集】君との愛濃度

僕が君を守るから(sgi×izw) ページ2

集合時間の30分前。
早く来すぎてしまった。
あと30分は来ないのに今か今かと待ち構えてる自分がいる。

伊｢須貝さーん！待ちました？｣

須｢えっ！？いや、全然！｣

伊｢これから映画観る予定でしたけど、まだ全然時間ありますね。｣

須｢そ、そうだね。｣

伊｢どうしよ…あ！ス〇バ行きます？｣

須｢行く行く！｣




須｢俺買ってくるから伊沢座って待ってなよ。｣

伊｢え？いんですか？｣

須｢大丈夫大丈夫。｣

伊｢…なら、お言葉に甘えて。抹茶クリームフ〇ペチーノのTall お願いします。｣

須｢おっけー。｣

抹茶クリームフ〇ペチーノのTall…と念仏を唱えるかのようにしてレジにならんでいた。
ここから伊沢さんは見えないけど、スマホを触って待っているだろう。


この考えは後悔することとなる。






｢オニーサンっ♪｣

伊｢なんですか？｣

｢暇なら遊ぼーよ♪｣

伊｢こ、恋人が今レジ並んでいるんで。｣

｢でも、今1人じゃーん♪レジいっぱい並んでるからすぐ来ないって♪｣

伊｢そういう問題じゃ…｣

｢ほら、行こーよ♪｣
伊｢やっ…｣

須｢うちの伊沢に何か用ですか？あるならここで済ませて欲しいんですけど、
済んだら失せな。｣

普段はあまり怒らないというか怒りたくない自分だが、恐そうな顔が出来ているだろうか。

｢ひっ…！…よ、用は済んだんで…し、し、しし失礼します！｣

どうやら恐そうな顔が出来ていたらしい。
チャラ男を追っ払う事が出来た。

伊｢…す、須貝さん…。怖かったぁぁ…｣

涙目の伊沢さんは言うまでもなく可愛い。

須｢すまん。一緒に行けば良かったな。｣

伊｢あの、もう、離れないで下さい…。｣

可愛いっ…！けど、我慢だ！我慢しろ！俺！

須｢分かった。もう離さへんから…｣

伊｢ちょっと関西弁出ましたね。あれ？須貝さん。｣

須｢…｣


伊｢顔真っ赤ですけど…｣

須｢えっ！？大丈夫だから。｣

伊｢風邪じゃないですか？｣

より伊沢さんの顔が近づく。

須｢あぁああ、もう！大丈夫！ほら！元気！｣

伊｢そうですか？なら、良かったです！｣

伊沢さんは少し目を細めて、にへっと笑う。

須｢っ…。｣

伊｢？｣

須｢…絶対犯す…｣

伊｢？…須貝さん？｣
須｢な、なんでもない！じゃ、映画行こ！｣

伊｢…はいっ！｣








―――

みーさん、リクエストありがとうございました！

リクエスト通りでしたか？
定番ネタでしたね…w

いつもとは違う君へ(ko×ymmt)(猫耳注意)→←油断してると痛い目見ますよ(kwkm×izw)

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