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14:仲直り ページ15

Aside
「まふ君大きい声出してごめん。まふ君の事考えないでごめん」
「僕の方こそごめん。Aの気持ち考えないで…」
「今度からはちゃんと頼るから…友達でいてくれる?」

見損なった、とか言われたらどうしよう。
もうそうなったら立ち直れない。
一生闇に閉じこもるレベルで…

「当たり前!仲直りしよう?」
「うん!」

まふ君は優しい。
そうだこの子は凄く優しい子だった。

「で、さ。何であんなに体調不良になったの?」
「うーん、思った以上に太陽が体力奪ってたみたい」
「そうだったんだ…」
「自分でもびっくりwもう少し耐えられると思ったんだけどね?」

やっぱ毎日吸血しないと耐えれない。
2日に1回殺さない程度の吸血じゃ無理だった。

「僕に血を飲むのは嫌なんだよね?」
「うん、極力傷付けたくないから」
「僕たちみたいなごはんじゃ何ともならないの?」
「うーん、ぶっちゃけ非常食のような感じでずっと非常食は無理が出るかな」
「やっぱ血かぁー病院とかから廃棄の血液もらえないかな?」
「あ、それいいね!まふ君ナイス!!!」
「え?」
「病院からもらう事にするよ♪」
「え?出来るの?」
「その気になれば?笑」

言霊を利用すれば…

「じゃあこの件は解決?かな?」
「うんw」

人を殺すまでの吸血はしない。
殺したくない。殺さない。

「じゃあ次からはちゃんと頼ってね?」
「うん!」
「じゃあ僕んち帰ろう」
「はーい」

15:おやつ→←13:友達という存在



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作成日時:2017年9月27日 14時

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