7/26 番外編4 ページ22
「さぁやって参りました!皆さんお待ちかね!『一郎先輩は誰を選ぶの?!プレゼントNo. 1決定戦』ー!!」
「「イエエエエエエエイ!!!」」
やばい、なんか始まった。
Aに聞いたら、その名の通り、俺宛のプレゼントでどれが一番気に入られたかを競うらしい。
競ってどうするんだよ(正論)
「じゃあまず僕からいきます!はいどん!!スニーカーです!!」
「「結構いいやつ!!」」
「え、三郎これいいのか?!高いやつだろ?!」
「大丈夫です!年初めからお金貯めてましたので!」
いやそこじゃない。そういうことじゃない。
しかし弟の善意を踏み躙る訳にはいかないし…デザインも俺好みだし…
「……ありがとな三郎」
そう言って頭を撫でてやると、恥ずかしそうに笑った。俺の弟可愛い。
「次は俺だァ!!け○おん!1、2期のDVDBOX!!」
「うおあぁぁ!!!い、いいのかこれ?!ほんとにいいのか?!」
「勿論!兄ちゃんの為に選んだんだし!」
「うん…みんなで見ような…ありがとな二郎…!!」
三郎と同じように頭を撫でてやると無邪気に笑う二郎。うん、俺の弟可愛い。
「最後は私!まずはこれをどうぞ!」
そう言って、テーブルに何やら箱を置くA。
開けてみると、ケーキだった。
綺麗に出来てる…ほんとに此奴が作ったのか?不器用のAだぞ?
「まぁまぁ、食べてみてください先輩!」
そうして切り分けられたケーキを食べる。
美味い。普通に美味い。
「お前…凄いな、こんなの作れたのか…」
「まだこれだけじゃありません!此方もどうぞ!」
またもや箱が出てくる。
開けてみると、今度はネックレスだった。
しかもペアの。
「重いかなーとも思ったんですが…何かお揃いのもの欲しいなって…」
うっわーーー俺の彼女可愛い。
抱きしめてやると、恥ずかしそうに「お気に召しましたか?」と聞いてくる。
「嗚呼、ありがとう。嬉しい」
素直に出た言葉だった。
「で、一郎先輩!優勝は?!」
三人共目を輝かせる。
凄いプレッシャーだが、選ばなきゃならない雰囲気だしな…
「ゔーん…三郎…だな」
「「うあぁあ"あ"あ"あ"!!負けたぁぁぁぁ!!」」
凄い勢いでガッツポーズをする三郎。
その後ろで崩れ落ちるAと二郎。
「それでは、『一兄は誰を選(ry』を終わります!ありがとうございましたー!」
結局なんだったんだこれ…?
まぁいいか、ありがとな三人共。
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松栗(プロフ) - こんばんは。夜分遅く失礼いたします。リクエストの品ができました。当作品内にて掲示しておりますので、ご確認をよろしくお願いします。 (2018年9月3日 0時) (レス) id: e52d1400cf (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - おけですー!!じゃあ続編の方で! (2018年8月27日 14時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌(プロフ) - ぬぬぬさん» 私は王道ですけどタクミくんとか…本推しは外伝のグレイくんです!ありがとうございます〜!!こっちは多分あまり来なくなるので、向こうの方が私としてはありがたいです…! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 96d787d18f (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - 本当にそれ!!!乳酸菌さんは誰好き??あ!それと続編おめでとう!どっちでお話する?? (2018年8月25日 16時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌(プロフ) - ぬぬぬさん» 主人公ズですか!かっこいいですよね! (2018年8月22日 23時) (レス) id: 96d787d18f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:乳酸菌 | 作成日時:2018年7月20日 1時