第12話 ページ14
Aside
只今の時刻、21時30分。
いつもならやっと晩御飯を食べ始める時間だけど今日は違う。
もうお風呂もご飯も済ませてあとは楽しむだけ!!
ゲームなんて何ヶ月振りだろうか。
「Aサンなんかやりたいのある?」
うわ二郎くん顔すごい。
「じゃんけん勝ったのお前だし選ばせてやるよいつもなら兄ちゃん優先するけどあんまやり過ぎるとルール違反だからなァクソ野郎」って言いたげな顔してる。
しかもちゃんと一郎先輩に見えないような角度の時しかしてない。
カリスマ性を感じるわ。
「みんなでできるならなんでもいいんで一郎先輩決めていいですよ」
「んー…じゃあマ○カーにすっか」
マ○カーか…あれ私苦手なんだよなぁ…
カーブする時にその方向に体も揺れるタイプの人間だし何より操作が下手くそ。
他のゲームの操作方法とごちゃごちゃになって上手くできなかったりする。
まぁそんなこと言いつつもやって仕舞えば楽しいもので。
「いっえーい!!1位!!!」
「クッソ…なんで僕がこんな低脳に負けるんだよ…」
「二郎強いもんなー。Aはどうだった?」
「ふっふっふ…聞いて驚け先輩達よ!なんと!8位です!!!」
「いやうん、前より良くはなったと思うけどNPCに負けるってやばくねーか?」
「普通だし〜二郎くん達が上手いだけだよ多分!!」
順位は二郎くんが1位、一郎先輩が2位、三郎くんが3位、私が8位。
8位は私にしては割と上出来な方だ。
その後何度か繰り返したけど特に順位の変動はなかった。
強いて言えば私が9位に落ちたことくらいだろうか。
「あーもう!なんで勝てないんだよ!!」
「まぁ俺は相当やり込んでるからな!!いつでも受けて立つぜ?お前じゃ勝てねーと思うけどな!」
「クッソ…二郎の癖に…」
「そろそろゲーム変えようよ〜いつまでも二郎くんを勝たせてる訳にはいかないし!」
「そうだ二郎、次はス○ラで勝負はどうだ?」
「いいぜ、あんま得意じゃねーけどやってやるよ!!」
「じゃあ俺とAは見てるか」
二人は勝負に夢中でさりげなく私が一郎先輩を独り占めできることに気づいてない。
まぁじゃんけんも勝ったし別にいいよね!
ちょっとの間だけでも一郎先輩に甘えちゃお〜
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松栗(プロフ) - こんばんは。夜分遅く失礼いたします。リクエストの品ができました。当作品内にて掲示しておりますので、ご確認をよろしくお願いします。 (2018年9月3日 0時) (レス) id: e52d1400cf (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - おけですー!!じゃあ続編の方で! (2018年8月27日 14時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌(プロフ) - ぬぬぬさん» 私は王道ですけどタクミくんとか…本推しは外伝のグレイくんです!ありがとうございます〜!!こっちは多分あまり来なくなるので、向こうの方が私としてはありがたいです…! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 96d787d18f (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - 本当にそれ!!!乳酸菌さんは誰好き??あ!それと続編おめでとう!どっちでお話する?? (2018年8月25日 16時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌(プロフ) - ぬぬぬさん» 主人公ズですか!かっこいいですよね! (2018年8月22日 23時) (レス) id: 96d787d18f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:乳酸菌 | 作成日時:2018年7月20日 1時