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「さあ、昼食を食べたらダラダラ喋っていないで早く次の授業の支度を。
ハートの女王の法律・第271条『昼食後は15分以内に席を立たねばならない』。
ルール違反は＿＿＿おわかりだね?」
「(ﾎﾞｿ)はぁ、また変なルール…」
「返事は '' ハイ、寮長 '' !!」
「「はい、寮長!!」」
リドルの剣幕にデュースとエースは揃って返事を返した。
大きな返事を耳にすれば、リドルは頷く。
「よろしい。」
『……リドルくん』
「!どうしたんだい、何か困り事でも?」
Aの方から声をかけられたことで、リドルの声のトーンが上がったのがわかる。
そのあからさまなリドルからの好意に、エースは面白くなさそうに眉を寄せていた。
リドルとしては、自分から声をかけることは多くても、Aの方から声をかけられることは本当に稀である。
名前を呼ばれた瞬間、一瞬驚愕していたのがわかった。
しかし、すぐに穏やかな微笑を浮かべる。
『次の '' なんでもない日のパーティー '' って、いツ?』
「!来て、くれるのかい?」
『先生方からの用事がなければだけド…
ちょっと気になることもあるシ、他の寮の様子も見てみたくなっテ。』
何か嫌な予感がすル。
それに、グリムはエースについていきそうだシ…
ボクの知らないところで面倒ごとを起こされるより、パーティーに参加した方がよさそうダ。
寮恒例のパーティーなら、エースも謝る場所としてはもってこいだしネ。
『急に言ったことだシ、都合が合わなければ全然断ってくれて構わないんだけド…』
「っまさか!そんなことはしないよ。
僕は絶対に君の頼みを無碍にはしない。
勿論、特別な招待状を送ろう。
この数ヶ月…君のことを招待しては断られてばかりだったけれど、そんな君が自分から…僕の受け持つハーツラビュル寮を知りたいと言ってくれたんだ。
…こんなに、嬉しいことはないよ。」
端正な顔を綻ばせるリドルに、Aは目元を緩めた。
『…うン、楽しみにしているヨ。』
心かラ。
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レモン - コメント失礼します。すごく面白かったです！！私夏目くん結構好きだしツイステも推してるので見つけたとき飛び跳ねましたW最近は更新されてないようですが、無理をせず頑張ってください！応援してます！ (2023年2月19日 16時) (
レス) @page16 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真
| 作成日時：2022年12月6日 2時
