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『リドルくん…』
「やあ、A。僕のことを気にかけてくれていたね。
ありがとう、…嬉しかった。
それにしても、誰かと昼食の席を共にするなんて珍しい。
僕が何度誘ってもきてくれなかったのに。」
『ボクは今後もそのつもりだったけド…出された条件が都合が良かったかラ。』
「…条件?
…君たち、まさかAに迷惑をかけているんじゃないだろうね?
もしそうだとしたら…」
「おっと、リドルくん!
今日も激ヤバなくらいかわい〜ねっ」
「ふんっ、ケイト。
あまりおしゃべりが過ぎると、そのよく回る口ごと首をはねてしまうよ。」
「いやいや、勘弁してよ〜!」
「ふな''っ!?
コイツ、入学式でオレ様に変な首輪をつけたヤツだゾ!!」
「君たちは…昨日退学騒ぎになった新入生か。
人のユニーク魔法を『変な首輪』呼ばわりするのやめてくれないかな。」
「全く…学園長も甘い。
規律違反を許していては、いずれ全体が緩んで崩れる。
ルールに逆らった奴はみんなひと思いに首をはねてしまえばいいのに。」
「学園長は君たちを許したようだけど、次に規律違反をしたらこの僕が許さないよ。」
「……あのー、ところで寮長…
この首輪って……外して貰えたりしませんかね?」
「反省しているようなら外してあげようかと思っていたけど、先ほどの発言からして君に反省の色が あるようには見えないな。
Aのせっかくの助言も聞き流していた。
…しばらくそれを付けて過ごすといい。」
「心配しなくても、1年生の序盤は魔法の実践より基礎を学ぶ座学が中心だ。
魔法が使えなければ、昨日のような騒ぎも起こさなくて丁度良いだろう?」
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レモン - コメント失礼します。すごく面白かったです!!私夏目くん結構好きだしツイステも推してるので見つけたとき飛び跳ねましたW最近は更新されてないようですが、無理をせず頑張ってください!応援してます! (2023年2月19日 16時) (レス) @page16 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋真 | 作成日時:2022年12月6日 2時