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二限目＿＿「魔法史」。
教師＿＿トレインは魔法史などの文系科目を担当している。
厳しい性格からは見えないほど、使い魔・ルチウスを溺愛しているのだとか。
「君たちには、この世界に繁栄をもたらしてきた魔法についての歴史を学んでもらう。」
「私はレポートだけでなく授業態度でも評価を行うぞ。
居眠りは許さない。
＿＿＿では、まずテキスト15ページを開いて。」
エースとグリムは早くも退屈そうに授業を聞いており、デュースは真面目に聞き取りをしていたが少し天然を発揮していた。
初日のグリムの授業態度に不安を感じざるを得ない。
「魔法史は魔法の成り立ちや偉人について学ぶ大切な授業だ。
歴史がなくては今もない。
なのにテストの時だけ暗記すればいいと思っている生徒が多すぎる…全く。」
'' 「A、そしてグリムは正規の手段で入学を認められた訳ではないが、私は生徒を区別することはない。
魔法を使えなくとも、他の学生と同様に扱おう。」 ''
授業前に告げられた言葉を思い出し、Aは瞳を伏せた。
( …本当ニ、いい先生だナ。)
彼がどれほど生徒達のことを考え、厳しくしているのか。
たった数ヶ月。
その数ヶ月の間、補助として隣にいた自分はよくわかっている。
この人はとても素敵な人だと思った。
( …貴方に教えを受けられること、とても光栄に思うヨ。)
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レモン - コメント失礼します。すごく面白かったです！！私夏目くん結構好きだしツイステも推してるので見つけたとき飛び跳ねましたW最近は更新されてないようですが、無理をせず頑張ってください！応援してます！ (2023年2月19日 16時) (
レス) @page16 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真
| 作成日時：2022年12月6日 2時
