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『…厄介ごとを持ち込むのはやめてくれるかナ。
リドルくんの反感を買うのは御免だヨ。』
「あの寮長がお前に悪い感情を持つわけないだろ!!」
『…まぁ、そうかもネ。』
リドルが、自身との邂逅を楽しみにしているのは知っている。
自身との朝のあの会話を楽しんでくれていることも。
自身に優しく接してくれていることも。
自身に、特別な感情を持っているであろうことも。
『…リドルくんに気に入られている自覚はあるヨ。』
ボクは、夢物語のお姫様のように鈍感ではないかラ。
『…それデ?何をやらかしたノ。』
「タルト食った。」
『…ハ?』
「たったそれだけ!!
小腹が空いたから寮のキッチンに行ったら、冷蔵庫にタルトが冷やしてあったんだよ。しかもホール3個分も!だから…」
そしてエースは事の顛末をグリムとAに話した。
「どっちもどっちなんだゾ。」
『そもそもホール3個分もあったのなラ、何かパーティーとかに使うようだったんじゃないノ?
リドルくんの寮は '' 何でもない日のパーティー '' があるシ、それ用でせっかく作られたものを食べられたら怒られるに決まってるでショ。』
「…オレ、Aなら絶対横暴だって言ってくれると思ってたんだけどぉ?」
『リドルくんは少しやりすぎなところもあるけれド、理不尽な事で怒ったりはしなイ。
そもそもキミ、ちゃんと謝ったノ?』
「うっ…」
「先に盗み食いをしたお前も悪いんだゾ。」
『それが自分の立場だったらキミだって嫌でショ?
わかったらさっさと謝りなヨ。』
「……わかったよ…
でも、Aが提案したんだから一緒に来いよな!!」
『ハ?嫌に決まってるでショ。
自分の問題なんだかラ、最後まで自分でちゃんと片付けテ。』
「な、薄情だぞ!?」
『ボクはキミとも、他の誰とも、仲良しこよしする予定はないかラ。』
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レモン - コメント失礼します。すごく面白かったです！！私夏目くん結構好きだしツイステも推してるので見つけたとき飛び跳ねましたW最近は更新されてないようですが、無理をせず頑張ってください！応援してます！ (2023年2月19日 16時) (
レス) @page16 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真
| 作成日時：2022年12月6日 2時
