Knights Killers. ページ20
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「ス〜ちゃん、身体をほぐしがてら稽古をつけてあげようか。」
朱桜がひとりで、ジャッジメントで戦う用の曲を練習している時に掛けられた凛月からの誘い。
普段面倒臭がりで怠惰な彼からの言葉に朱桜は目を輝かせた。
「俺の指導は厳しいよ、末っ子ちゃん…♪」
「うわぁ、うわぁ…身に余る光栄です、感極まってしまいます」
「でもまぁ、気が変わる前にお願いね。
もう既にだいぶ面倒臭いから。
…それでも、何でもかんでも独りでやろうとしなくていいんだよ。
くそ真面目だと、こんなに明るいところでも足元を掬われて転んじゃう。」
「覚悟してねぇ、ス〜ちゃん。
走り出した寝台特急はそう簡単に止まらないから。
夢見心地のまま、見たことのない世界に連れて行ってあげる。」
ふわりと妖しく、けれど優しく微笑った凛月に朱桜も笑みが零れた。
「あらあら、まあまあ!アタシたちが敵情視察に行ってる間に仲良くやってるじゃない。」
「お帰り〜何かわかった?」
「んもう、苦労したわァ?」
「ちょっとぉ、置いてかないでよねぇ…
しかしまあ、『 王さま 』のやつ…予想以上にガチみたい。
とんでもない事実が判明してさぁ、ちょっと大慌てで伝えにきたよ〜?
あぁ、もう…無駄にダッシュしたから汗かいちゃった。」
「とんでもない事実とは一体…」
額に汗を光らせる瀬名と鳴上の姿に朱桜はほんの少しの焦りを覚えたようだった。
「うん。『 王さま 』がね、俺たちと対決するために結成した臨時ユニットのメンバーが判明したんだよねぇ。
それがまた、過剰なくらいの戦力でさぁ?
ちなみに臨時ユニットは『 ナイトキラーズ 』って名前らしいよぉ?」
「『 Knights Killers 』…Knightsを殺す者?」
「名前の時点で殺る気満々って感じでしょ、ちょっと本気で喧嘩売られちゃってる?
俺たちを簡単に殺せると思ってるなら甘く見られたもんだけどねぇ?
ギッタンギッタンにしてやろうか。
寄せ集めの傭兵集団の癖に調子こいちゃってさぁ?
まぁ、侮るわけにもいかないんだけど。
『 ナイトキラーズ 』には強豪ユニットのリーダー級の大物が揃ってるっぽいんだよねぇ?」
Holy knight whom I loved.→←Knights for that person.
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ゆーりき(プロフ) - 夢主来たー！待ってましたーーー！更新頑張って下さい！！！ (2019年6月19日 19時) (
レス) id: 5c598967d2 (このIDを非表示/違反報告)
アキ猫(プロフ) - 泣いた、普通に泣いた、むりつらい...更新頑張ってください...ずっと待ってます... (2019年5月31日 22時) (レス) id: 863df592fc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつミカン - 下のコメントさんの気持ち私もわかります！五奇人とナイツが推しなので…夢主はやく目を覚ましてほしい！すっごいい話だと思うので頑張ってください！ (2019年5月11日 9時) (レス) id: ee2de468cc (このIDを非表示/違反報告)
狐娘☆ひいら(プロフ) - 下のコメントさんの気持ちすっごく分かります！ほんとに良い作品ですね〜(●´▽`●) (2019年4月30日 23時) (レス) id: 9b31f8b28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2019年4月10日 4時
