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『一、郎太…』
「…俺はお前の傍にいる。
誰に何を言われようと、いつか離れる時が来たとしても…!!
どんな事があっても必ずお前の所へ戻って来るから!」
『…私が、お前の不幸の種になったとしても…?』
「お前が俺の '' 不幸 '' になんかなるわけないだろ。何があっても、最後には必ずお前を迎えに行くよ。」
抱き締めたまま、彼女の頭に手を添え…酷く優しげに撫でる。
その手は幼い頃より遥かに大きくなって、少し角ばっているけれど…本質は何も変わっていない。
何処までも優しくて、安心出来る。
「俺はお前の '' 幼馴染 '' …だもんな。」
『そう、か…』
「重いって、そう思われるかもしれないけどさ。
お前の笑顔さえ見れるなら…俺は何でもいいよ。
だって、お前が一番大切なんだ…A。
だから…例え誰がお前を見捨てたって、俺はAの隣にいるよ。
俺はずっと、お前のことが＿＿＿＿」
'' ありがとう '' 。
これは何度も彼女から受けてきた言葉。
けど、こんなに胸が温かくなったのは初めてだ。
( ＿＿＿＿＿嗚呼、でも… )
じわり、と温かくなっていく胸。
安堵している心の内とは裏腹に、抱きしめる力は増した。
( 俺…最低だ )
.
.
( このまま、俺のモノになってくれれば＿＿なんて )
( 俺を疑わない彼女に、下心を持つなんて )
( 許される筈が無いのに。)
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月兎 - 緋真さん» この先が気になり過ぎて、ソワソワしてしまいます。エイリア学園編頑張ってくださいね。 (2018年9月27日 7時) (
レス) id: 77e594bc29 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 緋真さん» 主人公さんとヤンデレ？佐久間くんが、再開するところが気になります。主人公さん緋真さん頑張ってくださいね。 (2018年9月25日 8時) (レス) id: 77e594bc29 (このIDを非表示/違反報告)
緋真(プロフ) - mikittyさん» なんと…ありがとうございます!作者の好みが爆発してる作品ではありますが、これからも読み進めて下さると幸いです。これからも頑張ります！ (2018年9月22日 0時) (レス) id: f05e33fc37 (このIDを非表示/違反報告)
緋真(プロフ) - 月兎さん» たくさんのコメントありがとうございます！いつの間にやら15000越えていて皆さんには感謝でいっぱいです！ (2018年9月22日 0時) (レス) id: f05e33fc37 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 面白すぎて最初のページから現在のページまで読み進めちゃいました…更新が楽しみです。評価とお気に入り追加させて頂きました！作者様のペースを大切になさってください！ (2018年9月20日 18時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋真姫
| 作成日時：2018年9月16日 17時
