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増田俊樹 side









『うん、いい「駄目です。」えっ、』


「うわっ…って、は!?」









遂にサシで飲みに行く事を提案し、恐らくOKを出そうとしたAさんと俺の間に急に現れたのは

______Aさん親衛隊の最大の敵・斉藤壮馬である。









『壮馬…!?』


「仕事お疲れ様、兄さん。
…それにしても、油断も隙もないですね…増田さん。」


「え、待って何でここにいんの!?
ここ家からも離れてるし、壮馬くんこっちの方で仕事じゃないよね!?」


「ちょっと嫌な予感がしたから迎えに来たんです。」









こっっっわ。

幾ら何でもこんなところまで迎えに来るなんて。
しかもまだ大して遅くない時間だけど??

兄に対して過保護すぎやしないか。


えっ、何これ俺がおかしいの?









「まあとにかく、兄さんは今日僕と帰るので。
サシで飲むのはまたの機会に誘ってあげてください。」


「いや、そもそも壮馬くんが毎回邪魔してきてるんだよね!?」









憧れであり、好いている相手であるAさん。

そんな人に張り付いているこの '' 斉藤壮馬 '' とかいう番犬の目をどう潜り抜けてサシで誘おうか迷っていたところ、こんなチャンスが巡ってきたのだ。

なのに何故ここぞとばかりにこのブラコンは現れるのか。









「邪魔なんて…人聞きが悪いですね。
僕は兄さんに下心を持って近づいてくる野獣達から兄さんを守りたいだけです。」


「いや当たり前のように言ってるけどだいぶ怖い。
普段壮馬くんいっつもAさんといるんでしょ。
今夜の少しの時間くらいは譲ってくれてもよくない?」


「はは、冗談は口だけにしてください。」









こんっっのヤンデレブラコンが。

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ハル - 声の王子様出してくださるとうれしいです (2021年9月22日 23時) (レス) id: dc664a3ce7 (このIDを非表示/違反報告)
HIMARI(プロフ) - 一気に読んでしまいました!続き楽しみにしてます! (2020年10月26日 23時) (レス) id: 9a74ee9c6b (このIDを非表示/違反報告)
あさしん(プロフ) - めっちゃくちゃ面白かったです!壮馬くんの性格?がほんとめっちゃ好みすぎてすきです()更新楽しみにしてます!! (2020年5月3日 22時) (レス) id: 0d4d549972 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりぃ - 全部読ませていただきました!!原作のストーリーまで書いているのがとてもすごいです!しかも実際にありそうですよ!?今は停止してますが戻ってくるの待ってますね! (2020年2月29日 7時) (レス) id: 1568344429 (このIDを非表示/違反報告)
スター - 御話の設定と壮馬さんがドストライク過ぎて、好き((更新お疲れ様です!投稿頻度高いから、僕幸せっです!これからも無理しないで頑張って下さい!応援しています! (2019年9月6日 16時) (レス) id: 01ebef5845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋真姫 | 作成日時:2019年9月4日 1時

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