No.42 ページ28
『くろー？どこ？くろー？』
広い寮内を全力で走りながらクロを探す。もうすぐ夕ご飯だし、作戦会議がしたい。そんな所だった。
うら「あれ？A？何してんの？」
みんなの部屋の階を行ったり来たりしていたせいか、うらたんが出てきてくれた。いや、助かるー←パシる気満々
『いや、クロいなくて。クロ知らん？』
うら「知らない。一緒に探してあげるよ。」
そう言って隣に並び探してくれる。いや、なんてデキる男なんだ...←
うら「そーいえば、具合どうなの？大丈夫？」
『あー、うん。平気平気。よくある事だから。』
ほんと？！と嬉しそうに笑ううらたん。本当に可愛いなぁ、おい。←
『でさ、ちょっと気になることがあるからクロに会いたくてーって、え？』
そこの部屋からはクロの声がした。が、それと同時に未来の声もした。うらたんが思わず入ろうとしたのを止め、中を覗けばクロが暴力をふられていた。
未来「今日はここまでにしてあげる。また明日を楽しみにしててね♡」
私たちなんかに気づかずにルンルンで部屋を出ていった未来と入れ替わるように私たちは中に入った。そこには疲れて横たわるクロがいた。
『くろ？！大丈夫？！』
そう言ってくろの傷部分に触れ、治す。私の能力はクロの超速回復とは違い、私のは完璧にどんなものも直せる能力なのだ。呪文も要らないし何なら、能力の魔法版？みたいな？精神生命体にも核のないものにも効く優れものだ。だけど、さすがに人を生き返らせることは出来ない。人体創作は本当の神にしかできない、私たちなんかにはできない技だ。
くろ「ん……あれ？A？！え、ごめん！あの！」
『いや、大体わかってる。ちょっと作戦会議しよ。色々なんか起こる気がする。』
嫌な胸騒ぎがする。人を殺すことが罪じゃないのなら、あの子の存在を無かったことにできるなら、とっくにそうしていたと思う。でも、1つだけは変わらない。
『覚悟して待ってろよ、絶対に消してやる。』
そっと小声でつぶやき、クロ達とご飯を食べに向かった。
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白夜(プロフ) - 星風鈴さん» 星風鈴様、教えていただきありがとうございました！作者の都合でバットエンドにしてしまって申し訳ないです。これからはしっかり、みんなを幸せにしていくのでお付き合いいただけると嬉しいです！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年12月23日 19時) (
レス) id: bac9b99411 (このIDを非表示/違反報告)
星風鈴(プロフ) - 42の超速回復のはずが超速介福になってます!またお話描いてくださると聞いて、とても嬉しかったです!これからも頑張って下さい!! (2019年12月22日 10時) (レス) id: b12e4b7b6f (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 澄風さん» ありがとうございました！これからも応援してくださるなんて…もう涙出ちゃいます！本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします。 (2019年9月17日 21時) (レス) id: bac9b99411 (このIDを非表示/違反報告)
澄風(プロフ) - 白夜さん» 面白かったです！！ 私には書けないので…… これからも応援します！！ (2019年9月17日 20時) (レス) id: d060548472 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - 澄風さん» そういってくださると嬉しいです！ありがとうございます。色々考えて作ったBADENDとなっております。楽しんでいただけると嬉しいです。 (2019年9月17日 19時) (レス) id: bac9b99411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜 | 作成日時：2019年5月21日 16時
