私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 伍拾弍話 ページ4

光side









貴｢中身は…？｣









光｢はい…！えっーと…｣ｺﾞｿｺﾞｿ…









光｢定規入れ、弁当箱、教科書、ノート、ハニワ、etc…｣( ˙-˙ )ﾊﾞｧｧｱﾝ←









光｢( ˙-˙ )…盗品？｣←









花｢だから、ゴカイなんだってー｣









貴｢ﾌﾌﾌw…光くん、花子が言っていることは本当だよ？そこにあるものはね、勿怪が持って来ちゃったものなんだよ｣









花｢そういうこと！貴重品っぽい物は、こうして俺が集めて定期的に持ち主に返してるってわけ｣









花｢勿怪は盗った物を色んな所に隠す習性があるから色々探したよ、たまにAにも手伝ってもらってさ｣









なーんだ、じゃあ別に悪い事してたわけじゃねぇーのか…ﾎｯ









貴｢んじゃ、私はそろそろ戻るね…！いい加減戻らないとバレちゃうし｣ﾆﾔ









そういうと先輩は、オレ達にﾆﾔっとしながらｼｰというポーズを見せた









光｢ｯ…！は、はい！///｣ﾊﾞｷｭｰﾝ←









花｢ｯ…///｣←









貴｢んじゃ、また後でね！｣ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ…









A先輩はオレ達にそれだけを言って、ﾊﾟﾀﾊﾟﾀと
走っていった









花子のヤツ帽子で顔隠してるし…









にしても、









あぁ〜A先輩、可愛いなぁ〜









可愛いし、綺麗だし…









花｢ねぇ…｣









光｢ﾋﾞｸｯ!?…な、なんだよ…｣









花｢今、Aの事考えてたでしょ？…｣









ど、どうしたんだよ…コイツ、何か顔怖ぇ…←









光｢ｯ…！｣









花｢はぁ…図星だね(Aはどれだけ俺を妬かせれば気が済むんだか…)｣((ﾎﾞｿｯ…









光｢ん？何か言ったか？最後らへんが聞こえ無かったんだけど…｣









花｢いやぁ？何でもないよ｣









花｢それよりさ、少年…｣









光｢ん？｣









花｢ちょっと、手伝ってくれない？｣

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