私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 陸拾漆話 ページ19

貴方side





寧「花子くん！来てくれたの…」






貴「よく、此処にいるって分かったね…」






花「……」






ん？…なんか私…見られてる？






…そういえば、さっきから光くんと距離が近いような…






ｸﾞｲｸﾞｲ…






貴「(え…なんか普が、私と光くんの間に割り込んで来たんだけど…(￣▽￣;))」








花「……」ｼﾞｨー








光「…ｯんだよ( •̅_•̅ )」







貴「(あ…なんか異様な空気…( ˊᵕˋ ;))」






ｸﾞｲｯ…







貴「わぁｯ！！」







瞬間、私は何も考える間も無く普に引き寄せられた







花「べっつにぃ〜〜？」








光「なんなんだよｯ！！！(#ﾟДﾟ)」







貴「(ありゃ…光くんにちょっかい出してる…また普はぁ恥と言うものを知らないのかな…^^;)」







貴「ねぇ、ちょっと…花子…人前でこんな事して恥ずかしくないの？」








花「全っ然！！」ヽ(*´∀｀)ノ←








貴「はぁ…」






あれ…何だか普の顔がどんどん近付いて来てるような…ただでさえ今でも近いのに…






花「…だってAは俺のモノだって見せつけてやれるじゃん…」((ﾎﾞｿｯ…








貴「ｯ…！！」








もぅ…ほんっとに心臓に悪い…///








急に耳元で不意打ちはやめてよ…///









貴「私は人前でこんな事されると…変に意識しちゃうんだよ…ﾊﾞｶ…」((ﾎﾞｿｯ…







花「ん？どしたA」








私は聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言い放った…









聞こえていないことを祈るけど…








私が言い放った時、普の口角が少しニヤついてた事に私は見逃さなかった…








貴「ｯ…！！」ﾎﾞﾜ///









貴「(アァァァ！！何言ってるんだろ…私///)」







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大変長らくお待たせしました！
陸拾漆話です！まだ、完結では無いので！
引き続き本作を読んでもらえると嬉しいです！

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