私はある兄弟に正体を知られてしまった様で【地縛少年花子くん】

七不思議 淕拾淕話 ページ18

貴方side





只今逃走中←









貴「だから、あれだけ赤い本は読んじゃダメって言ったのに！！」









寧「本自体が赤いものだと思ってたんだよ！！」









光「ともかく！今は此処から出ましょうｯ！！」









寧「あ！あそこに扉が！！」









光「オレが開けますｯ！｣ｶﾞｯ…









貴/寧「「…………」」( ˙-˙ )←









ｶﾞｼｮｶﾞｼｮｶﾞｼｮｯ！！！









光「開かねぇぇぇぇぇ！！！」��(O_O；)←









寧「どどどどうするのｯ!?」









貴「もう…こうなった以上…戦うしか…」









この三人の中で戦うとしたら私かな…









寧々ちゃんは見ての通り普通の人間の女の子だし









光くんは戦力にはなるけど…今は…









光「畜生ｯ…来るなら来やがれｯ！」









貴「え！光くん！まさか戦うつもり!?」









光「もちろんっすよ！今オレがやらなきゃ誰がアイツを倒すんっすか！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ…









ダメだ…！今の光くんじゃ…絶対戦えない！









貴「あ！光くん待って！」









光「おらぁ！！」









ｼｭｳｩｩｩ…









寧「封印の封が…^^;」









貴「はぁ…だから言ったのに…！」






今の今になるまで、光くんは気づいていなかったなんて…









前に普と対戦した時、既に光くんの武器は普の手によって封印されていたはずなのに…！









光「あああ!!そうだった！花子の野郎ｫｫｵ！！」
Σ(|||▽||| )←









光くんが悔しそうに普の名前を口にした時









魔法でも起きたかのように、私の顔の前でにこっと微笑みながら現れたのだから









花「呼んだ？」









普はすぐに私達がおかしな怪異に襲われてる事に
状況を見て瞬時に気付いてくれた









それは、瞬きする程に一瞬な事で、あっという間に
敵を倒してみせた









花「ハーイ！お二人さん」









花「…そしてA！｣ﾆｺｯ

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