幼馴染は堕天使でした。【ま．ふまふ】 (ページ1)

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天使ちゃん.1 ページ1

長い白髪を二つの三つ編みに結って、

「みてー！Aちゃんとおそろーい！」

誰よりも可愛いピンク色のフワフワしたスカートとフリル付きのブラウスを身に纏って
私の元に駆け寄ってくる子。

まふゆちゃん。ニコニコ笑顔がすてきな私の天使けん初めての同性のしんゆう。
まふゆちゃんはいつもいろんなスカートをきてくる。黒いフレアスカートや空色のミニスカート。
だからいいなっておもうけど大親友だから、しっとしないよ。

私と同じほいくえんでおなじクラスだけど私よりちいさいから妹みたいでかわいいの。

「ねーねー！ぼくおおきくなったらAちゃんとけっこんするね！」

「けっこん？どっちがおよめさん？？」

「へ？Aちゃんにきまってるでしょ！！」

「そっか、まふゆちゃんのおよめさん！！」

そう言うとまふゆちゃんは工作のときあまった赤い糸をわたしの左手の

おやゆびから左にさんばんめのゆびにちょうちょ結びしてくれた。
そのあと、自分のゆびにもまいてた。

「やくそく、だからね！」

それがまふゆちゃんとのさいごの記憶。