想い 18 ページ18
兵長の低い厳しい声に、エレン、アルミンがビクリと肩を跳ねらせる。
焦ったようにアルミンが苦笑いし言う。
「あ！そうでした！すみません！エレン、行こう。」
「あ…ああ。じゃあまたな、A。」
軽くエレンが手を振り、私も苦笑いしながら振り返した。
「う…うん！またね。がんばって。」
「おう！」
「ありがとう。またね、A。」
ニコッと笑いながら言うアルミン。
私も笑い返せば、二人は急いで私達に背を向けて持ち場へと戻って行った。
それを静かに見ていたハンジはクスクスと笑い、兵長に話しかける。
「おーおー、おっさんの嫉妬は怖いねぇ。」
「…うるせぇ。」
そんな会話をしていると、新兵が兵長に気付いたのか二三人近寄ってきて話しかけてきた。
「え！あ…あの！リヴァイ兵長ですよね！？」
「是非！訓練指導して下さいっ！」
「お願いしますっ！」
目を輝かせて頭を下げる新兵達。
他の新兵達もゾロゾロと集まってくる。
流石…兵長だなぁ…。やっぱり習いたいって思うよね。
「お！人気じゃないかー！リヴァイ！」
「…そういう問題じゃねぇ。」
「まあまあ。それだけ貴方を慕ってるんだよ。あ！ならさ、リヴァイ行ってきなよ！」
ハンジさんの思わぬ提案に兵長は目を丸くし聞く。
「は？何言ってやがる。」
「ん？だーかーら、新兵達に指導してきなよってこと。」
「いや、指導するのは俺じゃなくてめぇだろ。俺は付いてきただけだ。」
「そんな事言わずに！たまにはいいじゃないか！」
ニコニコとし、兵長の肩を叩くハンジさん。
こんな事言えたり、こういう事が出来るのはハンジさんだけかもしれない。
どうするんだろうと思いながら兵長を見つめる。
「…約束が違うだろ。何故俺が教えるって話に…」
「これだけお願いされてるんだ。無視は出来ないよ。それにリヴァイだってこの子達を犬死にはさせたくないはずだろ？」
「！…それはそうだが、Aはどうするんだ。」
そう言うとハンジさんは「ああ！大丈夫！」と言って、兵長の腕の中にいた私を抱き上げて言う。
「私が見てるから。安心して指導してきていいよ。」
「…ﾁｯ。数分だぞ。その後はてめぇがしっかり指導しろ。」
「わかってるって。よし！新兵達！リヴァイが指導するからよく学ぶんだよ。いいね？」
ハンジさんの言葉に新兵達は嬉しそうにはしゃぎ、強く「はっ！」と力強く言い胸に手を当て敬礼をした。
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ミント(プロフ) - ミレーさん» いえいえ！こちらこそありがとうございます(*´-`*)そうなんですね！私は太宰さんとマフィアのボスと諭吉さん、芥川も好きです(*´-`*)喧嘩しないでー！汗中也さんも素敵だと思いますよ！ (2019年12月12日 0時) (
レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ミントさん» お返事ありがとうございます(≧∇≦) 中也様と芥川様が好きです(*^□^*) 後太宰治様と乱歩さんですv(・∀・*) リヴァイ[ざまぁみろ中也](笑) 中也[(|| ゜Д゜)] (2019年11月29日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - ミレーさん» いえいえ！こちらこそコメントありがとうございます！遅くなってしまってごめんなさい汗知ってますよ！面白いですよね！んー、リヴァイさんかな！ (2019年11月28日 0時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ミントさん» お返事ありがとうございます(≧∇≦) 文豪ストレイドックス知ってますか？面白いですよ(*´∀｀)ノ 中也[ミントだけ？ミレー俺の嫁としてくれよ？] リヴァイ[はぁ？ふざけんな！、ミントどっちに渡す？] (2019年11月14日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - ミレーさん» いえいえ(^_^)！こちらこそです！！リヴァイ兵長(*´-`*) (2019年11月7日 0時) (レス) id: 1aff05f247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆ミント☆ | 作者ホームページ：http://s.ameblo.jp/mnto09
作成日時：2016年5月1日 1時
