38話 ページ40
Aside
「あーっ、もぉ！やったろーじゃん！
チビんじゃねーぞ、真面目クン！」
「お前こそ！」
「オレ様の真の力、見せてやるんだゾ！」
3人ともやる気満々だなぁ
センセー、そちらの生徒さん血気盛んなんだけどぉー
「ウ゛オオオオオオオオオ！！！！
イジィイイ！！ガエセェエエエエエエ！！！！」
「悪いが、断る！！いでよ！大釜！！！」
翻訳出来たの...?!
濁点多過ぎて分かんなかったわ俺
「グォアァアッ！？」
「もう一回やるぞ！！特大突風！！！」
「いくんだゾ！！ふな゛ぁあ〜〜〜〜！！！」
エース君とグリム様は再度、蒼い炎の竜巻を怪物に当てる
「ウグァアアアァアッ！！！」
怪物はダメージを受けている様で
絶叫し森中に悲鳴のような声を響かせている
だが、怪物はまだボロボロになりながらも、こちらに近付いてくる
こちらの方は体力おばけである
しかも今のところはまだ大丈夫っぽい
さぁ、頑張らなくちゃ
◇◆◇
...。
「オオオォォオオオオォオオオオオオオオ！！！」
「はあ、はあ……っ！」
「やっ………た？」
「か、勝った…オレ様たちが勝ったんだゾ！」
そう言ってハイタッチをする3人
「みんなもう、すっかり仲良しさんだねぇ〜...♪」
「…あっ、ち、違う。別にこれはそういうんじゃない！」
「そ、そーそー！変なこと言わないでくんない？」
「オッ、オレ様が大天才だから勝てたんだゾ！
力を合わせたから勝てたわけじゃねーんだゾ！」
少しからかってみると、それぞれ予想してた言い訳じみた言葉が返ってきた
ツンデレさんめ
ちょっとは可愛い素直な言葉が返ってくると期待してたんだけどなぁ〜...
いや、コイツらには無理か
「……って、言い訳すんのもダサいか」
「悔しいけどアオイの作戦勝ち、かな。」
おっとぉ
「……ああ、アオイが落ち着いて指示を
出してくれたからこうして魔法石を手に入れられた。
これで退学させられずに済む」
コイツらも可愛いトコあんじゃん
俺も素直に言うか
「たしかに俺も作戦を立てたりはしたけど
協力して実行してくれたのはお前ら
ありがとな」
最後に少し微笑む
「は、はいはいよかったよかったーっ
マジ、クッタクタのボロッボロ
早く帰ろうぜ。」
「いっぱい魔法を使ったら腹が減ったんだゾ……」
「……ン？コレ、なんだ？」
「ん、どったのグリ様」
グリム様の手には黒い石が握られていた。
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紙粘土 - ご指摘ありがとうございます!すみません、単なる誤字です。すぐ修正致します。 (2021年10月24日 20時) (
レス) id: 0355e6519f (このIDを非表示/違反報告)
傷口ジャム - 初めまして。このお話とても面白いです。読んでいて気になったのですが、学園長が男主くんのことを「貴女」と呼んでいますが、男性なので「貴方」ではないでしょうか…お話の中で何か解説があったなら申し訳ございません。これからも応援してます。 (2021年10月24日 16時) (レス) @page9 id: f7eb6a98f0 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土 - ありがとうございます! (2021年10月19日 19時) (レス) id: 0355e6519f (このIDを非表示/違反報告)
学校めんどくさい - この話めっちゃ好きです更新頑張って下さい (2021年10月19日 19時) (レス) @page29 id: a222e10854 (このIDを非表示/違反報告)
紙粘土 - ありがとうございます!これからも更新頑張ります。 (2021年10月19日 19時) (レス) id: 0355e6519f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紙粘土 | 作成日時：2021年10月16日 12時
