君 が 欲 し い 依 存 症

９話 ページ9

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「ちょっとヒジュどういう事 …」









ヒジュはうーん 、と難しい顔をした 。








「ユンギ先生さ 、授業終わってからこっそり携帯出して弄ったりしてたのたまに見かけてさ …正直クラスメイトで怪しい人って居ないしまずそういう人いたら誰かしら気付くじゃん？先生は私達より全然上だしさ … Aの好きな人だし疑いたくはないけど 私の考えからしたらあの先生しか思いつかないなあ 。」









確かに 、 今日も指導室から出てユンギ先生と別れた後にシャッター音が聞こえた 。あの時は気のせいだと思ったけどやっぱりあれも …… ？









でもどうして 、 私たちは何も接点がなく今まで関わることも本当に無かった 。




いえば私が勝手に片思いして 、今日初めて先生との距離が縮まった気がして …









これも全部 、 計画通り __________








「ヒジュ …どうしよう 、」







「大丈夫、私とグクが守ってあげるから。グクは男の子だしとりあえず明日説明しなきゃね …」







「ありがとう 、ヒジュ」







私の心の中はまだユンギ先生が犯人だなんて思っていなかった 。いや思いたくなかった …








ねえ 、 まさか好きな人がストーカーだなんて そんなドラマみたいな話 有り得ないでしょ ？









ヒジュとグクが居れば大丈夫 、ジン先生もいるし








きっと 、 大丈夫 __________









ジッとくまのぬいぐるみが見ているような気がした。







何か 、 ゾッとする 。
気にしすぎなのかな ？









まさかその中にカメラが仕掛けられていたなんて 、誰も気付くわけないじゃん ……









カタカタ …







「……… ッチ 、イムヒジュ鋭いな 。邪魔者は要らないな 、」









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