君 が 欲 し い 依 存 症

４３話 ページ43

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__________ ＨＥＨＹＵ ｓｉｄｅ








「そろそろ駅向かおうかな」





Aを迎えに行くため、家を出て駅に向かう
暫く歩いているとスマホが震える







Aからのメッセージ
開いてみると ……







『今日、ジン先生の家に親戚が集まるからそこで泊まるね？ヒジュごめん！』







え、ええ！？そんな急に……
まあ ジン先生なら安心かなって思い「了解」と送ってスマホをしまった





せっかく外に出たし 、ジミンさんのカフェにでも立ち寄ろうかしら ？






駅から少し歩いた場所にあるジミンさんのカフェ







「いらっしゃい〜 あ、この間の！今日は一人で来たの ？」





ニコニコと和むような笑みで出迎えてくれたジミンさん
一人カフェって初めてだけど、ジミンさんの所なら何回でも行けちゃいそう






テーブル席に案内され座ると 、 あれ …… ？
カウンターに座ってる人







「ジン先生 …… ？」







広い肩幅に大きな背中、絶対にジン先生だ
声を掛ければ気づいて後ろを振り向いた






「えっと君は…イムさん？奇遇だね、カフェで会うなんて」





もしかして、Aを待つ間カフェで暇潰し ？
__________ そう思ったけど








「今日はAちゃんやジョングク君は一緒じゃないんだね〜珍しい」







待って…… どういう事？
私はハッと気づいた 、あのメッセージ……








Aじゃない、違う
あれはきっと ……ユンギ先生の仕業？








「すいません！急用がっ」





私は何も頼まずカフェを出た
ジン先生もジミンさんも唖然とした顔をしていたけど申し訳ない ……




だけど、今はもっと大変なことが
とりあえずジョングク…グクに電話しなきゃ









「よぼせよ？グク、大変！A、ユンギ先生に捕まったかもしれない……うん、うん …わかった。」






グクは明日の朝イチの便で帰ってくる
そして朝、Aを助けに行く






__________ユンギ先生が出掛けた頃に








待ってて …私達が必ず助けるから









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