君 が 欲 し い 依 存 症

４０話 ページ40

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ヒジュとも無事仲直り？して 、グクもこっちに戻ってくる
また３人揃うのが嬉しかった




空港から地下鉄に乗り、地元まで向かう







若干距離もあるし、夜になっちゃうな …
ヒジュやグクに会える一方 、ユンギ先生やキムテヒョンを思い出すと恐怖心が増える







空港までもユンギ先生の知り合いに会うし……とことん運が無いみたいだ









「みーつけた」







ゾワッと寒気がした 、目の前にはフードを被って顔が全然見えないけど分かる








__________ ユンギ先生






どうして 、何でここにいるの？
先生は学校にいたはず







「ベッキョニヒョンがたまたま空港にいたから簡単に分かっちゃった、しかも気付いてない？GPSついてんの携帯に」






ベッキョニヒョン …… は 、ビョンさんだ
やっぱり 先生とグルだった





何も手を出して来なかったけど私の位置を明確に教えたに違いない
ビョンさんには伝えちゃったオッパの事

確実にユンギ先生の耳にも伝わってるはず






「… クス、俺から逃げるなんて無駄な努力だぜ？」







GPS 、何処にいるか分かる
明確には分からないがエリアが分かるため、ユンギ先生がその辺に人をばらまき探させれば簡単に見つかってしまう







' お金で人を操る ' グクが言っていた事を思い出した
そうだ、この人には敵わない






大金を目の前にすれば周りも協力する
__________だけど、キムテヒョンはそれに反抗した






彼もお金に困ってるようには見えなかった
多分暇つぶしに使っていたのでは









逃げなきゃ 、次止まる駅で降りるか
だけど見知らぬ駅だし ……








今は周りに人がいる 、ユンギ先生も下手な動きはできないはず
最寄り駅に着いてからダッシュするか ……






駅にはヒジュが迎えに来てくれる 、大丈夫
ユンギ先生なんかの所もう行きたくない







口角を上げてニヤつくユンギ先生は気味が悪かった
何よ …その余裕な表情







我慢 …… 最寄り駅に着くまで耐えるの
そして、逃げる






ヒジュの所に行って、明日の夜オッパが帰ってくるからオッパに打ち明けよう







この時は上手くいくと思っていた
ユンギ先生を甘く見すぎて








だけど後戻りは出来ない 、既に地獄の始まりだった









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