君 が 欲 し い 依 存 症

３１話 ページ31

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ざわざわしている食堂の中で唯一聞き取れた









『転校生早速狙ってた』『ビッチ 〜』『ジョングク君ともそうだよね絶対』






女子が言う 、悪口 ……
ねえヒジュ あなただよね絶対に





転校生狙ったとかじゃないし、まず向こうから勝手に呼び出されただけなのに
それは一緒にいたヒジュも分かるじゃん





女の子は噂や悪口が大好き 、一人が話題を出すと皆それに食いつく 。

今の話題は私の事なんだろう



キムテヒョンは美形 、顔だけ見てたらモテるだろうし既にクラスの女の子が何人かアプローチしてるのも見かけた





そんな中 私がキムテヒョンと２人きりになったなんて噂が入れば女の子達は面白くないだろう







ヒジュもヒジュよ ………
親友だと思ってたのに 、最低 。







今日からきっと孤独になるんだ 、クラスで
ヒジュがつるんでる女の子達はクラスでも目立つし






別に私は地味でも無いから真面目なグループとつるもうとも思わないし …







それに 一人って慣れてるから
アッパとオンマを失ってる時点で …



オッパは忙しいし、本当に一人だった







今更愛されたいとか 、そんな贅沢求めない
むしろ自分は不幸だと思う






狂愛されて 、仲間をどんどん失う
グクから始まりヒジュまで …







はあ 、 やだなあ … なんか疲れちゃった







〜 ♪





着信だ ！ ディスプレイには …






「……オッパ！！」






久しぶりだ 、そう思いながら電話に出る







「よぼせよ …ナムジュニオッパ ？」






『よぼせよ 、久しぶりA 〜 元気か？』






「………うん 、」







だめだ 、オッパの前だと正直になっちゃう
色々溜まって疲れて …自由が奪われて







『…ばか。ばればれ、俺一旦そっち戻るから』





「…！いつ？」





『今日の夜飛行機乗るから 〜 んーと こっちだと次の日の夜に着くかな？また連絡する』





「分かった、待ってるね…」






久しぶりにオッパが帰ってくる 、だけど問題なのはユンギ先生 ……
オッパが帰るからって言っても家に戻してくれるはずがない

だけど、暫く会えてなかったしオッパに会いたい





どうにかして、あそこを抜け出そう …

やっぱりあんな人の言いなりなんて嫌だ









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