41《詩音》 ページ43
雪の守護者が引き分けとなり…僕達はそれぞれ戻った。
ツナ「引き分け…？」
チェル「雪の守護者対決は、リングが二つに分かれたので…２人とさせていただきます」
詩音「じゃあ、リングの数は…？」
チェル「両者、＋1になります」
リボーン「つまり、今は4対4か」
なるほど。
そして、明日は恭弥か…。
無表情の和音と目が合ったので、苦笑いしてしまった。
リボーン「おいXANXUS。どーするんだ？次にヒバリが勝てばリングの数の上では5対4となり、既にお前が大空のリングを手に入れているとは言え、ツナ達の勝利は決定するぞ」
あ、そういえば。
そして、XANXUSは言った。
もし、雲の対決でモスカが負けるような事があれば全てを僕らにくれてやる…と。
リボーンは、XANXUSがここまで言い切ると言う事は、モスカって奴が絶対に勝つという確信があるからだと。ツナ達は不安そうだ。
でも、僕からしてみれば…恭弥だから大丈夫でしょ。
それから、各自解散。
ツナ達には心配をかけたみたいだから、謝っておいた。
*
次の日、目が覚めて…指にある白いリング…雪の守護者の証を見る。
詩音「夢じゃない…」
まだ少し複雑だけど、どこか心はスッキリしてる。さて、クロームの所に行こうかな。中山病院に入院したさせたまんまだ…
*
クロームと一緒に帰ろうとしたら、ツナと会った。クロームはツナの話を聞かずに逃げるように黒曜へと帰っていった。そして、ツナは僕の顔を見て話して、少しホッとしていた。
まぁ、昨日アレだけ泣き叫んだからね…(絶対黒歴史じゃね？)
それから、ツナがディーノさんに話を聞きに並中に行くみたいだから僕も行く事に。
並中、ある部屋の前。
ディーノさんとロマーリオさんの話し声。忙しそうだな…ってか帰ってたんだ。旧友に会いに行ってたとか聞いてたけど。
そして、別室へと移ると隼人と武と了平が寝ていた。どうやら、恭弥の様子を聞きに来たみたい。
ディーノさんは恭弥は完璧に仕上がっており、家庭教師としての贔屓目無しで強いと…認めてもらえてるみたい。
そして、ツナはリボーンに…最終決戦だからそこ、もしもの時の為にとまだ修行をする為、出て行った。
*
夜、並中。
隼人は何故かやる気だ。武や了平は相変わらずだし…。すると、恭弥がやって来た。
群れを嫌う恭弥は目障りだと言うが、偶然たまたまココに来ただけだと伝える。
そして…ヴァリアーの雲の守護者モスカが。
雲雀「そうか…あれを咬み殺せばいいんだ」
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作者名：瑠乃,春秋 千 x他1人 | 作成日時：2015年9月23日 16時
