だるまいずごっどとの日常 (ページ23)

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イメチェンページ23

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「ね、だるちゃん。
髪切ったんだけどどう？似合う？」

愛しの彼女が帰ってきてすぐ聞いてきた言葉。え？と振り返れば腰ぐらいまであった綺麗な黒髪をバッサリと切り落とした彼女がいた。

「え、めっちゃ可愛いけど」

今までの黒髪ロングは綺麗、清楚なんて言葉が似合うようだったけど短くなった彼女は可愛いって言葉が似合う。

「んふふ～でしょでしょ？
そろそろ長くなってきたしだるちゃんが好きって言ってたからショートにしちゃった。」

「え、俺のため？
…………普通に嬉しいけど髪って女の子の命ちゃうん、ほんまに良かったん……？」

本当に良いのか心配になるけどショートカットの髪自体は彼女にとてもよく似合っていて、更にそれが自分のためというのだから嬉しい。

「ん、いいの。だってあれだけ髪長いと手入れ大変だもん……。」

「……そっか、それやったら素直に喜んどこかなぁ～」

やっぱり嬉しさから赤くなる頬は隠そうとしても中々治らないもので、それを見た彼女がニヤニヤするのがむかつく。
………そや、なんてひとつ思いついて。

「まぁでも、そんだけ髪短なったら俺の跡、隠せやんくなるなぁ？」

そう言うと彼女の首に赤い華をひとつ咲かせてに先程の彼女のようにやりと笑った。

リンゴみたいに赤くなる彼女の顔を見て食べたいなんて思ったのは内緒だけど。