☆１０話目☆主人公side ページ11
あれは遠い夏の日。
私と紫耀ちゃんが中１だった頃。
平「Aー！遊び行こーっですーぅ !？」
A「行くーっ！ちょっと待っててーっ！」
平「はーい！」
(ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ ｶﾞﾁｬ
A「お待たせ！行こ？」
平「はぁーい！」
まだ、仲が良かった。
でもある日、その関係は崩れた。
平「未紅、ほなもう帰ろか？」
未「えー？まだ紫耀と居たいよー！」
A「紫耀ちゃん…？」
平「！」
未「だぁれ？紫耀？」
あ り え な い。
平「離れろや。ちゃいますよ？A。｣
未「……。彼女、か。」
次の瞬間未紅さんから誰も予測出来ないような言葉が発せられた。
未「ごめーん、紫耀。未紅ね、空気読めるほど良い女の子じゃないよー？」
平「な…、なに言って…。｣
未「だからー。未紅と紫耀は赤の他人だよー」
なんで、なんでこうなっちゃったの？
嘘って言ってよ、紫耀ちゃん！
未「ごめんね。彼女さん。本当の事、言ってあげる」
嫌、聞きたくない。嫌、もぅ嫌！
未「未紅と紫耀は、婚約者、なの♪」
A「う…そ…。｣
未「嘘じゃないよー？未紅は、紫耀が好き。紫耀も、未紅が好き。彼女さんとの関係は、偽物だったんだよ？」
紫耀ちゃん…。
未紅さんの、言ってる事、本当なんだね。
A「そう、だったんだ。紫耀ちゃん…最低」
平「A！
未紅、離せや！何すんねん！
Aは俺と未紅とは、違う関係…んっ！」
ドサッ
未「紫耀は、Aさんより、未紅が、大切、だもんね？」
紫耀ちゃんが、倒れた。
未紅さんが、怖い。
鷹のようなあの眼差しは、本気、だった。
〜次の日〜
平「おはようございますー…。A、昨日はごめん、です。」
A「もういいから。｣
もういい
もう知らない
そんな言葉で脳内を埋めていく。
平「A…。ちょっと来てくれませんかぁ。｣
私は手首を捕まれ、為す術も無いまま、倉庫のような所に連れてこられた。
ドンッ
A「痛っ…。｣
私は思いっ切り壁に打ち付けられた。
平「ふざけんなや。分かっとるんやろ？本当は未紅よりAのほうが大切やって。」
私は珍しく声を荒げた。
A「ふざけんなはこっちの台詞だよ！未紅さんより自分のほうが大切だって分かってたらこんな風に接する !？普通！｣
平「分かれや！」
A「もう別れよ。私の目の前に二度と現れないで。私の名前を呼ばないで。｣
平「…。分かった。」
こうして私と紫耀の悲しい恋愛は終止符打った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキージャニーズjr.
神宮寺勇太
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いるふぁーん(プロフ) - 琉香さん» ありがとー♪応援よろしくりんちょ！ (2014年11月15日 22時) (
レス) id: d1452c71dd (このIDを非表示/違反報告)
琉香 - すごく面白かったです。他の作品も見ましたよ？友達におすすめされて。やっぱり、面白かったです。次も期待してますね。 (2014年11月15日 21時) (レス) id: d8e4371a5d (このIDを非表示/違反報告)
いるふぁーん(プロフ) - Yuriiさん» あざーっす(*´艸`)続きも頑張りまつく(≡・x・≡) (2014年11月3日 16時) (レス) id: d1452c71dd (このIDを非表示/違反報告)
Yurii - とても面白いです！！ (2014年11月3日 16時) (レス) id: 6c5a1e5a95 (このIDを非表示/違反報告)
堀ちゃん(プロフ) - 分かりました！コメントありがとーございます！(*´艸`) (2014年11月1日 14時) (レス) id: d1452c71dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぁーふぃる | 作成日時：2014年10月28日 19時
