４．紅野くんと幸福論�� ページ14
「やめてやめてやめて、こないでこないで！！」
気持ち悪いｨｨｨｲｲｲ！！！と叫びながら早歩きで商店街を移動するAちゃん。
ひどいなあ。まだ出会ったばっかりなのに！
「わたし変態は無理なんです！！！」
「褒め言葉だよありがとう」
俺を褒めてくれたAちゃんを追い掛け回す。
出会ったのは、ほんの２時間ほど前の事だった。
「ねーえ、ミツハシってやつ知らなーい？」
ユタカちゃんが怒るから真面目にミツハシを探そうといろんな人に声をかけてる最中、前の方からセーラーを着た女の子が歩いてきたので声をかけてみた。
「・・・知らないです」
「今の間怪しいなあ」
「金髪パーマなんて知らないです！！」
「え、ナニソレ。知ってるよね？それ絶対知ってるよね？」
と、こんな感じでやり取りを１０分ほど続けて、Aちゃんはミツハシに何の用ですかと言った。
「んー、まあ、ちょっとね？」
ていうかもう知り合いって認めてるようなもんだよねえ？
そう言うと彼女はケラケラと笑いながら気のせいですよと言った。
あ、可愛い。
面白い子を見つけたと思った。
「俺Aちゃん気に入っちゃった！もうミツハシなんてしーらない」
何か急にミツハシはどうでもよくなっちゃった。
そう思って、Aちゃん可愛いねえ今から遊ぼうよと、猛アタックをかけたら、あ、学校に行かなきゃ！なんて早足で逃げられた。今13時なんだけどなあ。
今から学校とか絶対ウソだろと呆れているユタカちゃん達に、じゃあミツハシ探し頑張って！と手を振ってAちゃんを追いかけた。紅野さん！？と声が聞こえるけど、もう俺はミツハシには興味ないんだ、ごめんねー！
ねえねえねえ、可愛いね、何が好きなの？趣味は？綺麗な足してるよね、俺と二人で遊ぼうよーなんて後ろから声をかけながら歩く。
そして冒頭に戻るわけなんだけど。
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なー(プロフ) - うまるさん» ありがとうございます！リクエスト頂いて本当にうれしかったです！ (2018年12月6日 16時) (
レス) id: cafee05a39 (このIDを非表示/違反報告)
なー(プロフ) - 岸波さんさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごくうれしいです！ (2018年12月6日 16時) (レス) id: cafee05a39 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き(ドラマ終わったら相良様ロスになりそう) (2018年12月6日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
うまる - 紅野さん見ました！！本当に、上手いことお話が作られていますね！！尊敬しますよ！！しかもこんなに完成度の高いお話マジで初めてです！！難しいリクエストなのに答えてくださってありがとうございます！！キュンキュンしまくりですよ！これからも楽しみにしています！ (2018年12月5日 0時) (レス) id: 6aae8bb512 (このIDを非表示/違反報告)
岸波さん(プロフ) - 紅野くんの夢って少ないのでそれだけでもすごい嬉しいのにこんな面白いお話ばかりで…。本当ありがとうございます！応援しています。倫也くん好きなので皇子山さんの話も楽しみにしてます！ (2018年12月4日 17時) (レス) id: 5da2dcbb02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なー | 作成日時：2018年11月13日 14時
