【wrwrd！】幹部達は有能書記長の妹にデレデレです… (ページ9)

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第8話☆ ページ9

トントン視点

脱衣所に入ると入口に1番近い棚にAの物があった。

Ut「ダメやんこんな所に服置いといたらぁ。」

Zm「ほんまやでぇ。」

みんなそうは言っているがニヤニヤとしている。
絶対そんなこと思っとらんやん…

みんなAの物を漁り、服の匂いを嗅ぐなどしていた。
やばい、俺ら変態やん…。
まぁAはあの時に比べてとても綺麗になっていた。
多分それはみんな思っていることだろう。

Sho「な、そろそろあっち、見ぃひん？」

そう言ってシャオロンが指さしたのは浴室。
ダメなことだと分かっているが、この時の俺は抑えられなかった。

Gr「うむ、そうだな。」

Kn「さてさて、Aさ～ん…」

シッマはスーっと音を立てないように扉を少し開けた。
Aはお湯に浸かっている。

Shp「う～ん…ギリギリ見えないっすねぇ…。」

そうやなぁ…と言って俺もAの方を見た。
Aと目が合った気がする。
ん？目が…合った？
…やばいやばい！！タオルで体を隠してこっちを睨んできている。

A視点

ふぅ、お風呂気持ちいわぁ…
肩まで浸かった状態で入口の方を見る。
…ん？なんか、見られてる…？
いや、そんなことあるわけないよね！まさかあの幹部様達が見るなんて！ありえない！
今はコンタクト外してるし、メガネもかけてないから、幻覚のようにボヤけて見えているだけ！

……いややっぱり見てるわ。
じっと見てるとトン兄ちゃんと目が合った。
…え？トン兄ちゃんも見てるの？
私はその瞬間トン兄ちゃんがとめないで全員で見ているという怒りと、
全員に見られているという羞恥心
でいっぱいになった。

お兄ちゃんたちの方を睨むと、トン兄ちゃんがみんなに何か言っている。
するとみんなが凄い速さで出ていった。
この変態クソ野郎共が！

私はお風呂を出て服を着た。
下着は無事。
髪乾かしたら1人ずつ粛清やなぁ…^^

さっと髪を乾かしてパジャマのままそれぞれの部屋に向かっていく。