【wrwrd！】幹部達は有能書記長の妹にデレデレです… (ページ30)

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第28話☆ ページ30

Tn「で、でもな？よく考えてみ？グルさん。もしその国が凄～く強かったr」

Gr「なんだトン氏。我々が負けるとでも言いたいのか？」

急にトーンが低くなった。

Tn「そういう訳ちゃうけど…ああもうええわ。」

Gr「分かればいいんだ。」

またトーンが普通に戻る。
グル兄ちゃんは一瞬怒った。

こいつらが負けると思っているのか

って。
まぁ、負けないだろうね。
お兄ちゃん達なら。

この時の私はこのあと起こることを予知していなかった。
この人たちなら余裕で勝てるだろう。
と、安心しきっていた。

＿＿＿＿翌日…

Gr「さぁ諸君、戦争を始めよう。」

グル兄ちゃんの合図で始まった戦争は、酷く残酷なものだった。

暫く戦っているが一向に敵が減らない。
それどころか増えてきている。
一人一人が雑魚なのかと言うと、そんなことも無い。
立ち回りが上手く、一撃が重い。

…すでに戦争を吹っ掛けたことを後悔し始めていた。

Rb『なっ！？こちらロボロっ！誰か応答せよ！！あがっ！！』

Tn『は！？こちらトントン！おいっ！！ロボロっ！大丈夫かっ！？おいっ！応答せよっ！！』

え？…ロボロ兄ちゃん…？
この時、私を含めた総統幹部全員に、嫌な予感がよぎった。

『ロボロ兄ちゃんっ！！』

考えるより身体が先に動いていた。

情報管理室はもう何者かに入られた形跡があり、そこには
血が飛び散ったモニターと

血塗れのロボロ兄ちゃんがいた。

Rb「A…来て……くれたんやな…でも…もう…だめそうや…」

『そんなっ！だめ！！逝かないで！！』

Rb「大好きやったで……A…」

『いやぁぁぁぁ！！』

涙が止まらない。
だが神様は残酷だ。

Kn『こちらコネシマっ！！1階応接室前っ！救援求むっ！ぐぁっ！？』

Tn『こちらトントン！おいっ！！！コネシマっ！！…くそっ！！なんでやっ！！』

コネシマ兄ちゃんっ！…

Ut『シッ…マ？シッマ！！おいシッマ！応答しろ！！！』

Shp『コネシマさんっ！？！？…っ…大先生っ！こっち集中してください！！』

Ut『出来るわけないやろ！？シッマ…シッマ…俺も逝くから…』

Gr『おいっ！大先生っ！！やめろっ！』

Ut『ははっ…じゃあな。みんなと一緒に居れて、楽しかったで。』

パンッ

Sho『だい…せんせ…って！！こちらシャオロン！！2階階段！！救eうがっ！？』

シャオ兄ちゃんっ…

Zm『やばっ…もうあかんかもしれん！！2階の3階階段前！！救援！！はやkっ、！？』

ゾム…兄ちゃん…