【wrwrd！】幹部達は有能書記長の妹にデレデレです… (ページ28)

今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:102,968 hit

第26話☆ ページ28

そしてあれから1週間が経ちました。
早いとか言わないで。小説の力だから。ね☆

なんかいもお手、とかおすわり、とかやらされました。

この首輪はお手、おすわり、などの本来犬がやることを言われると、自然と身体が動いてその通りにする。そんな首輪みたい。意思は全然やりたくなくても身体が動く。口では言いたくなくてもわん。

最悪。

さ、1週間たったし、グル兄ちゃんに外してもらお。

コンコンコン

『Aです。』

Gr「入れ。」

『失礼します。』

Gr「どうした？」

『1週間経ったからコレを外してもらいたいの。』

Gr「…ほぉ？」

何故かグル兄ちゃんは妖しく笑った。
嫌な予感がする。

Gr「取り敢えずこっちに来い。」

グル兄ちゃんの隣まで行く。

Gr「おすわり。」

『は？』

ちょこん

Gr「ククッ、いつ見ても面白い。」

Gr「さて、で、なにをして欲しいんだって？」

この野郎…この状況を楽しんでやがるっ…！

『首輪を外して欲しいの！』

そう言うとグル兄ちゃんはニヤリと笑った。

Gr「外してくださいご主人様。だろ？」

『…は？』

えっちょ、何言ってんの！？
恥ずかしくて出来るわけないじゃん！馬鹿なの！？

Gr「そう言わないと外さないからな？」

『っ…外してください…ご…ご主人様…』

声がだんだん小さくなっていく。
顔はだんだん赤く熱くなっていく。

Gr「ん？聞こえないぞ？もう少し大きな声で言わないと、何をして欲しいか分からないぞ？」

絶対聞こえてたでしょ！！
グル兄ちゃん性格悪！！
それに私気付いてるよ！
この部屋の気配がめっちゃ増えたこと！
絶対みんないるじゃん…
こんなの恥ずかしくて言えないよ…

『っ～…ぅぅ…は、外してくださいご主人様っ…！』

少し涙目になりながら上目遣いで訴える。

Gr「…ククッ、実にいい眺めだな。よしよし、よく言えたな。外してやる。」

『うぅ…』

恥ずか死する…！！
録画音聞こえたし…！

外してもらうと首に開放感。いいね！

『み、みんないるの気付いてるんだからね！動画消しといてよ！』

Tn「そんなん無理。」

Zm「消すと思ったん？」

Kn「ロボロなんて鼻血出してぶっ倒れたぞ。」

えっ？大丈夫？

Shp「家宝にしますw」

『うぅ…』

Sho「可愛かったで？涙目で上目遣いしておすわりしt『もうやめて！』w」

『は、恥ずか死するっ…！！』

私は恥ずかしくて自室に走った。