【wrwrd！】幹部達は有能書記長の妹にデレデレです… (ページ25)

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第24話☆ ページ25

ダダッ！

また急に角を曲がる。

Sho「なっ！？…はーん、なるほどねぇ」

よしっ、また撒いた。ナイスゥ私！

『はっ…はぁ…ヤバ…疲れてきた…』

現在地は1階応接室前。
壁に寄りかかっている。

『彼奴ら…足速すぎるでしょ！』

流石近距離班という所か。

ダダダダダッ

また音が近づいてくる。

『あぁもう！くそっ！』

私は音の来る方向と逆方向に全速力で走った。
走って、走って、音が聞こえなくなった。

『はぁっ！…しぬっ！』

Zm「お、Aやん！まだ逃げとるん？凄いやん！」

Shp「ほんとっすね。あ、さっき東の方にトントンさんいましたよ。」

『そーなんだ。ありがと。』

私はそれだけ言うと西の方へ向かった。

ショッピ視点

少し嘘をついてみた。
何故かって？
だってAの首輪つけた姿見たいし。

Shp「ゾムさん。なんでさっき嘘ついたのに何も言わなかったんですか？」

Zm「ん？当たり前やん。俺だってAに首輪ついてるの見たいし。」

同じ思考でしたか。
流石っす、ゾムさん。

さて、A。何処まで逃げれるかな？

A視点

Tn「あ！Aみっけ！」

『は！？』

は！？
え、は！？
さっきショッピ兄ちゃんが東の方にいるって…彼奴！！嘘ついたな！

怒ったかんな！
許さないかんな！
橋本かn

…コホン

『…こっち来んなぁぁぁぁぁ！』

全力DASHじゃい！！

Sho「あ！Aさんじゃないっすかぁ！」

『嘘でしょ！？』

はぁぁぁあ！？無理無理無理こんなの逃げれない！！

Kn「あ、Aやん！」

はい詰んだ。

Tn「はい、タッチ^^」

Sho「あー残念やったなぁ^^」

Kn「あと15分やったんに^^」

『うぅ…』

絶対思ってないだろこいつら！！

Tn『A確保～♪今から総統室向かいまーす』

Tn「さ、行くで♪」

ふわりと身体が宙に浮いた。

『なっ！降ろして！』

Sho「そんなに暴れんなってーw」

Kn「降ろしたらまた逃げられるかもしれへんやろ？」

Tn「そもそも疲れて動けへんやろ？^^」

『っ！』

反論する言葉が思いつかず顔は赤くなっていくばかり。

『と、取り敢えず、恥ずかしいから…降ろしてよ…』

パシャパシャパシャパシャ

なんか変な音するけど聞かなかったことにしよう。

Tn「降ろさへん♪」

Kn「ほら、着いたでー！」