【wrwrd！】幹部達は有能書記長の妹にデレデレです… (ページ12)

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第11話☆ ページ12

A視点

チュンチュン

鳥の声…

『ふぁ～…』

朝だ。今何時だろー

ん、6時半か。

ていうか、お兄ちゃん達に会うのが辛い。
だって昨日あんなに怒っちゃったんだよ！？
↑昨日までは怒らなきゃダメ！とか思ってたけどちょっと後悔してる

気まずすぎる！！
でも、私も朝食はお兄ちゃん達と一緒だし…
…どうすればいいんだぁぁぁぁ！
普通に接する？無理！
明るく？引かれる！

もう…どうしろって言うんだ！！

そんなことを考えながら服を着替える。

そうこうしてる間に7時だ。
…ご飯…行かなきゃ。

歩いてる途中にゾム兄ちゃんを見掛けたから声を掛けてみる。

『あ、ぞ、ゾム兄ちゃん！おはよう！』

Zm「あ、Aか…はよ。」

うわぁぁぁなんか暗いんですけどぉぉぉぉ…
いつものゾム兄ちゃんなら抱きついてくるのに…←
もう食堂に行くのすごい嫌ぁ…

……着いてしまった食堂。
入るの怖すぎて手が震えてるよ。

ガチャ

『おはようございまぁす。』

多分ゾム兄ちゃんのあの感じだとみんなそうなんだろうなぁ…
とりあえず挨拶は明るくしても無駄だって気づいたからいつも通りにした。

うわぁ居るのが
グル兄ちゃん、トン兄ちゃん、オスマン兄ちゃん、ゾム兄ちゃん、シャオ兄ちゃん。

いやぁぁぁぁぁ！

Gr「…ん。」

Tn「……はよ。」

Os「…」

Sho「…よ。」

ちょっとどうしたのみんなぁぁぁ！
昨日の私そんなに怖かったかなぁ…
そしてオスマン兄ちゃん！無視は泣く！

……落ち着け私。昨日は覗いたから粛清しただけ。私何も悪くなくないか？

いやまぁずっとその反応なのは嫌だけどさ！私間違ったことした！？
さっきまで理由聞いて謝ろうとか思ってたけど謝らないことにした。

今日は鬱兄ちゃんとコネシマ兄ちゃんも遅刻せず。
はぁ…やっぱり辛い…。

Gr「…うむ、全員集まったな。…それでは、いただきます。」

全員「『いただきます。』」

食事中も私は誰とも話さなかった。
そして夜が来てしまった。…夕食だ。
…もう我慢出来ないよ…謝って仲直りしないと…悪いところは直さないと…

怖かったがグル兄ちゃんの所に行った。

『…ね、ねえグル兄ちゃん…何…怒ってるの…？』

Gr「…別に怒ってなどいない。」

『昨日…言いすぎた…ごめん…謝るから…機嫌直して…？』

少しだけ目がうるうるしてきた。
涙は絶対流したくない。

Gr「…なら、少しの接触は許可しろ。そうしたら許してやる。」

『うん…それでいいなら…幾らでもいいから！』

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