【wrwrd！】幹部達は有能書記長の妹にデレデレです… (ページ2)

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第1話☆ ページ2

『ふぁ～っ…ねむ…』

おはよう！私はA！
とかいう何かのヒロインのような挨拶を心の中でする私。

Tn「あ！A起きたんやな！」

この人はトン兄ちゃん。

『ぅー…まだ眠いぃ…トン兄ちゃぁん…』

と言ってトン兄ちゃんの胸に倒れ込む。

Tn「んなっ！…可愛すぎるやろぉぉ…」

なんかトン兄ちゃんがブツブツ言っている。
上をちらっと見てみると

『わ！トン兄ちゃん鼻血！大丈夫？？』

Tn「全然大丈夫やで。」

『な、ならいいけど。で、幹部様がなんの要件ですか？』

Tn「幹部様とかやめてくれやー。で、要件は…
我々国の…姫になってくれへん？」

『…ごめん私今日疲れてるのかも…。』

Tn「さっきまで気持ちよく寝とったやろ。で、やっぱりダメか？」

『う～ん…なんで私？』

Tn「知ってると思うけどうちの幹部みんなお前のこと大好きなんよな。小さい時から仲良いし、何回
も遊んだことあるやろ？」

あ～…確かに私は幹部達と仲がいい。その所為で中学、高校といじめを受けた。
まぁ幹部達が助けてくれたんだけど。

Tn「で、そのアイツらが『Aが軍に来てくれたらめっちゃ仕事頑張れる！』て言っているん
だ。それと…ほら、うちの国姫おらへんし…俺も丁度いいと思って…。」

『まぁ確かにうちの国は姫がいない。…仕事の内容によっては考えなくもないけど…』

Tn「ほんま！？」

『ほんま。』

なんだかんだ言って私も幹部達に久しぶりに会いたいし、何よりトン兄ちゃんにあんな顔でお願いされたら断れない…！ブラコン？違うし！

Tn「えーっとな！
・書類
・パーティーの参加
・幹部達の癒し
これだけや！どうや？できへんか？」

『ちょっとまって！幹部達の癒しって、誰が考えた！』

Tn「グルさんやで☆」

うわぁグル兄ちゃんなら逆らえないじゃん…。

『…そか。で、次。パーティーってどんなパーティー？』

Tn「あぁ、パーティーは、他国との交流パーティーや。我々国は戦争負け無しやからよく誘われん
ねん。」

『それって私一人の参加じゃないよね？』

Tn「あぁ。幹部はみんなでるで。」

『よかった。…まぁ、私も一人暮らし寂しいし、仕方ないからやってあげるよ。』

Tn「みんなに会いたいんか？」

『ちがう！一人が寂しいから゛仕方なく゛行くの！』

Tn「んふふ、そかそか。じゃあ、準備しよか。」

『うん。…』

Tn「ん？どした？」

『着替えたいんだけど。』

Tn「あっすまん！」

ガチャ

バタン！