ある一人の少女の出来事【3年逆トリ】

お膝 ページ5

貴「ﾋﾞｸﾋﾞｸ………」


藤「･･･何で、ビビるんだ？」


貴「こ、怖いから……いじめそうだから……怖いから…」


藤「『怖いから』が、2回もあるぞ

んで、俺はいじめたりしないよ！」

貴「…本当に？？」


藤「本当にそう！」


貴「…疑って……ごめんなさい」


そう言ったら藤内君は、自分の膝に
ﾄﾝﾄﾝってやった



な、何だろう……


藤「座れ」

貴「へ？」


藤「いいから！！」


ん、何だろう……

初対面なのに、膝に乗るなんて……


ますます怪しい…………

あと、何処かが変態っぽい


貴「ｼﾞｯ〜」


藤「何だよ！！その目！！」


貴「………何するの？」


藤「座りながら、名前とか聞く…」


貴「椅子があるよ？」

藤「いや、こっちが良い」


貴「…………いじめ？」


藤「いや！！違うよ！？

こっちで、座ろ…//」


貴「う、うん………………………」


そして、ﾁｮｺﾝって座った


…………座高の高さの差が……

貴「あれ？」



自分の毛先を見ると、どんどん色が変色する



黄緑になった…………


…………元々サ●エさんみたいな上の髪の毛がボンボンだったの

まぁ、上のボンボンだけ似てたの


しかも、黒髪だったから余計サ●エさんっぽく見えたの


でも、今黄緑だよ？
可笑しくない？膝に乗ったら変色したよ？


貴「藤内…君」

藤「ん…//な、何」


何で、赤面なのって言いたいけど


貴「髪の毛が変色したよ………」



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