も ページ5
side A
暇だ・・・。
いや、暇だ。
客が来ないな・・・そんなもんかな。
そう思っていた時、『桜餅の女性』が来た。
一人ではなく、僕と同じぐらいの身長の男性を連れて。
女性「あ、あの、桜餅30個お願いします。伊黒さんは、どうするの?」
伊「・・・甘露寺、俺はお茶だけでいい。」
A「分かりました。すぐに準備します。」
僕は桜餅を作り始めた。
『桜餅の女性』はさっきの会話から、甘露寺さんというみたいだ。
包帯を巻いて、蛇を連れていて、僕と同じぐらいの背丈の人は伊黒さんというみたいだ。
2人は仲良さそうに話してたな・・・。
ああ、楽しそうだな・・・。
もしかして恋仲だったりするのかな・・・?
そうだったらどうしよう。
とにかく、早く持って行こう。
A「桜餅30個とお茶です。」
蜜「あ、ありがとう。伊黒さん、ここの桜餅は本当においしいの。」
伊「そうなのか、甘露寺。」
本当に仲が良さそうだな・・・。
それを見ていた僕の心はチクリと痛んだ。
なんでかは分からなかったけどね。
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みん(プロフ) - Tomimatsu/富松さん» ありがとうございます。 (2020年9月1日 7時) (レス) id: 79aad19dfc (このIDを非表示/違反報告)
Tomimatsu/富松(プロフ) - 面白かったです。 (2020年8月31日 23時) (レス) id: 0f8420637c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みん | 作成日時:2020年8月13日 11時