コネシマに抱きついてみた3 ページ3
彼は狡い人だ。人の気持ちを知らず、頭を撫でるなんて。
しばしの沈黙の後、シッマと私の服が絹擦れる音が部屋に響く。
…私は、いつの間にかシッマの胸板に飛び込んでいた。
とめどなく彼への気持ちが溢れてしまったせいだろうか。
彼に触れたい。彼が愛しくて愛しくて仕方ない。
両手を彼の背中にまわすと、シッマの温もりが更に伝わってくる。
A｢…シッマだって、好きでもない女の子の頭なんか撫でたらあかんねんで…？｣
彼の胸板に顔を埋めているせいで、彼の表情はわからない。
コネシマ｢…Aこそ。好きでもない男の家に上がって、こんな時間にこんな事したらあかんねんで…。｣
そう言いながら彼の左手はそっと私の背中へまわる。
右手はまだ彼の温もりが残っている私の頭の上へ向かい、さっきよりも優しい手つきで触れていた。
彼の声は、いつもと違い少し自信なさげに震えていた。
ねぇシッマ。もう少しだけ、もう少しだけ、シッマを感じていたい。だから許して。
どれほど時間が経っただろう。私達は離れず、そして何も言わなかった。
ただ、彼との関係が壊れてしまうのが怖かった。
お互いに思い合う気持ちがあっても、長年の関係が邪魔をする。
あと1歩が踏み出せなかった、そんな夜。
彼らが勇気を出せるのは、そう遠くない未来なのかもしれない。
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関西弁で真っ直ぐな主人公。
お互いに思いあっているのに、なかなか勇気が出せない。
幼馴染という関係は、1度でさえ壊れてしまうのが怖い。
コネシマさんは心無いと言われていますが、本当はとても真っ直ぐ正直な性格では無いでしょうか。
一途が故に上手くいかず、空回りすることもあるかもしれません。
そんな一筋縄では行かない関係を考察し、少し甘酸っぱくて切ないお話にしてみました。
(追記)どのメンバーも続編は考えておりますが、需要がありましたら連載させていただきます。
勿論全員ハッピーエンドにする予定です。
幸せとは何か、考えさせられますね。
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minminminyungi(プロフ) - まるさん» 作者です。ご指摘恐れ入ります。この度は私の確認不足により至った結果です。早急に対応させて頂きます。この度は大変申し訳ございませんでした。また何かありましたら、早急に対応させて頂きますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (2019年1月4日 8時) (
レス) id: fcecef6813 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2019年1月4日 5時) (レス) id: cec6dd7646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minminminyungi | 作成日時：2019年1月4日 1時
