新学期の波乱 ページ7
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「気にすることないわよ！ A！ 嫌な先生ね。なんだか少し気味悪いし」
授業を終えたあと、(勝手についてきた)アボットと共に大広間へ向かっている最中―――アボットはそう言いながら私の周りをうろちょろしていた。
「別に……気にしてないし。」
「あら、強がっちゃって。泣いてもいいのよ。私の胸を貸しましょうか？」
「遠慮しておく。泣かないから。」
腕を広げて待ち構えるアボットの横を通り過ぎて、そのまま目の前の大広間への入り口をくぐる。
「もう、照れ屋さんね。」
照れていない。
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木曜日―――トライ・ウィザード・トーナメントに出場する選手が決まる日となった。
大広間に生徒全員が集まり、選抜を見守る。
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用意されたゴブレットの色が青から赤に変わると、その中から紙が現れる。立候補者が書いたものだ。
ダンブルドア先生はそれを掴み、名前を読み上げる。
ホグワーツからは、セドリック・ディゴリー先輩の名前が呼ばれた。まあ、文句はない――――彼は優秀だし。
他の二校―――――ダームストラングからビクトール・クラム、ボーバトンからフラー・デラクールが選ばれた。
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優勝杯を公開し盛り上がっている中――――もう選抜が終わったはずのゴブレットの中から紙が一気に二枚、ふわりと飛び出した。
ダンブルドア先生はその紙を二枚とも片手で掴み取ると、二枚のうちの一枚に書かれた名前を読み上げた。
「………ハリー・ポッター！」
ポッターの名前が呼ばれると、みんなが彼に注目した。
―――ハリー・ポッターは私と同い年、つまりまだ立候補してはならない年のはずだ。なのにどうして、ゴブレットから名前が飛び出したのだろうか？
自分で名前を入れた？ それとも何者かが入れたのだろうか。
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自分が選ばれるはずがない―――と言いたげな顔で一度乗り出した身を引いたポッターは、グレンジャーに背中を押されて、ダンブルドア先生のもとへ向かっていった。
彼自身が混乱している。彼が入れたとは思えない………。
全校生徒に見つめられながら他の部屋へ向かっていたポッターの後ろ姿を眺めていると、ダンブルドア先生はもう一枚の紙を開き、驚いたように目を開きながら名前を読み上げた。
「……A・ピティー。」
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C-ちゃん(プロフ) - ポータルキーではなく、ポートキーです。修正の方よろしくお願いします。 (1月15日 12時) (
レス) @page34 id: dbb14c790e (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 累さん» わーーーありがとうございます！！嬉しいです(； ；)がんばります！これからも応援よろしくお願いしますーー！！ (2019年2月6日 7時) (レス) id: 5530baedc0 (このIDを非表示/違反報告)
累 - とっても面白くて、いつも拝見してます！！頑張ってください！応援しています(*^^*) (2019年2月5日 13時) (レス) id: f2a9a910f8 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 夢魅さん» オチはまだ決まっていなくて…そのうちアンケートをとったりする予定です！ (2019年1月20日 19時) (レス) id: 5530baedc0 (このIDを非表示/違反報告)
夢魅(プロフ) - 落ちは誰なんですか？ (2019年1月20日 0時) (レス) id: bc39b06e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2018年12月30日 13時
