迫る脅威と悲劇 ページ32
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第三課題当日の日。
今回の課題は、ムーディ先生が迷路に隠した優勝杯をとったものの勝利だ。ディゴリー先輩とポッターの二人は同点一位だったらしく、先に迷路へと入るらしい。
その次に私と、クラムと、デラクールだ。
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競技を棄権する場合、杖を使って赤い花火を空に打ち上げれば良いとのことだ。
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「代表者諸君、こちらへ。早う！」
ダンブルドア先生はそう言って代表者である私達を呼ぶと、ひっそりとした小声で話し始めた。
「迷路の中にはドラゴンも水魔もおらん。しかし、これまで以上に厳しい試練になるじゃろう。迷路の中では、人が変わるのじゃ。
優勝杯を追う内に、自分自身を見失うことにならぬよう、心してな。」
ダンブルドア先生はそう言って、私達に位置へつくよう促した。
「A、頑張って！！」
アボットの声が大きく聞こえた。
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ポッターとディゴリー先輩が入ると、それに続いて、私達三人も入り口に並ぶ。中に入ると、背後の道は閉ざされ、先生や生徒たちは見えなくなった。
どくっと心臓が大きく高鳴り、薄暗い迷路の中は少し怖く感じた。
杖を握りしめ、一歩、一歩と迷路の中を進んでいった。
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静まり返った辺りで、稀に聞こえる草の音が、更に恐怖心をそそる。
更に、慎重に進んでいる間に、誰かの叫び声が聞こえて、ハッとして周りを見渡した。あれはおそらくデラクールの声だった。
声の方へ走って進んでいくと、近くにデラクールが倒れていた。
「デラクール？」
彼女の名を呼ぶが、彼女はぼーっとしていて、何も答えようとしない。ざっと草の音がしてハッとしてそちらへ杖を向けると、クラムがたっていた。
クラムは私の額にぐっと杖をあてたが、少ししてその杖を下ろし、違う方向へと進んでいってしまった。
デラクールの方をもう一度見ると、彼女は草の壁へと吸い込まれていってしまった。彼女の手を掴もうとしたが、間に合わなかった。
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「A」
ポッターの声が聞こえて顔を上げると、ポッターがデラクールを見つめて、眉をひそめた。
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C-ちゃん(プロフ) - ポータルキーではなく、ポートキーです。修正の方よろしくお願いします。 (1月15日 12時) (
レス) @page34 id: dbb14c790e (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 累さん» わーーーありがとうございます！！嬉しいです(； ；)がんばります！これからも応援よろしくお願いしますーー！！ (2019年2月6日 7時) (レス) id: 5530baedc0 (このIDを非表示/違反報告)
累 - とっても面白くて、いつも拝見してます！！頑張ってください！応援しています(*^^*) (2019年2月5日 13時) (レス) id: f2a9a910f8 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 夢魅さん» オチはまだ決まっていなくて…そのうちアンケートをとったりする予定です！ (2019年1月20日 19時) (レス) id: 5530baedc0 (このIDを非表示/違反報告)
夢魅(プロフ) - 落ちは誰なんですか？ (2019年1月20日 0時) (レス) id: bc39b06e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2018年12月30日 13時
