Changmin Love me again ２ (ページ29)

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ﾁｬﾝﾐﾝ「何やってんですか？！」

いてもたってもいられなくてｱﾊﾟｰﾄへ行ったら業者がAの部屋から荷物を運び出していた。

大家「何って、あの子に処分してくれって言われたから処分してるんやないの。ったく！出ていくなら自分で処分してくれたら良かったのに！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「処分って…」

荷物はほとんど残っていた。
家財道具だけでなく、新品ののんちゃんの紙おむつまで…。

ﾕﾉ「必要最低限のものだけ持っていったみたいだな…。」

差し出されたiPhone。

ﾁｬﾝﾐﾝ「これ…Aの…？」
ﾕﾉ「ｺﾀﾂの上に置いてあった。見ても無駄かもしんねえけどな。ｱｲﾂが手がかりになるようなもの残すとは思えねえし。」

電源を入れるとかろうじて起動した。

ﾁｬﾝﾐﾝ「ｱﾙﾊﾞﾑ…？」

Aが最後に使っていた機能は写真の入ったﾌｧｲﾙだった。

ﾁｬﾝﾐﾝ「これ…」

初めてのんちゃんと会って一緒に寝た時の写真…
Aが寝た時こっそり撮ったのは俺だけかと思ったけどAも同じように撮ってたんだ…っ

ー前だけを見て歩いていくの…その先にある未来を…ー

ﾁｬﾝﾐﾝ「どうして…っ！？俺たちの未来は同じじゃなかったのか…っ！」
大家「あんた、ほんまに子供の父親やったんやね？その写真よう撮れてるわ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…見たんですか？」
大家「は？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「見たのか聞いてんだよ！人の携帯を勝手に見たのか？！」
大家「み、見て何が悪いねん！置いてあったやんか！けどまあ、出ていってくれて清々したわ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「なんだって？！」
ﾕﾉ「おいっ！やめろ！ｼﾑ！」
大家「あの子会社でも相当嫌われてたみたいやな！ぎょうさん嫌がらせﾒｰﾙ入ってたわ！」

嫌がらせ…ﾒｰﾙ？

ﾕﾉ「なんだよ…嫌がらせﾒｰﾙって？」

ﾒｰﾙﾎﾞｯｸｽを開くとおびただしいﾒｰﾙ…。

ﾕﾉ「なんなんだ…？これ…っ！お前なんか心当たり…ｼﾑ！おい！待てｼﾑ！」

心当たり？
心当たりなら…ある？！

吉田「やーっと戻ってきた。もう…なんなんですかぁ？大の大人が仕事ほっぽりだして出ていくなんて。たかが社員一人辞めたくらいで…っ！？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「お前？！Aに何をした？！」
内村「ｼ、ｼﾑさん！」
吉田「何もしてませんよ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「お前の言うこと聞けばAに何もしないって言っただろ？！」