Changmin Love me again ２ (ページ30)

今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:347,023 hit

広まる噂＊ラスト追加＊ページ30

吉田「ｸｽｯ(笑)だからしてませんて(笑)」
ﾁｬﾝﾐﾝ「吉田？！」
吉田「１度呟いただけです。あの時のたった一度だけ。約束通り私は何もしてません。私が一度だけ撒いたｴｻに群がってきた誰かが、またｴｻを撒く。それの繰返し。言ったでしょう？ﾁｰﾌを嫌ってる人間は会社にたくさんいるって。私がわざわざやらなくったって誰かが代わりにやってくれるんですよ？だから私だけのせいにするのはやめてください！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「なんだと？！」
ﾕﾉ「やめろ！ｼﾑ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「室長！離せ！」
ﾕﾉ「ｺｲﾂを責めたってAは戻って来ねえぞ。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「だけど？！」
吉田「ﾌｯ…もう仕事戻っていいですか？」
ﾕﾉ「ああ戻れ。但し、これからお前にはﾁｰﾌの全て仕事引き継いでもらう。」
吉田「いいですよ？それくらい。」
ﾕﾉ「ああ出来るよな？一人で。」
吉田「は？一人でってどういう」
ﾕﾉ「出来るよな？！ﾁｰﾌだって一人でやって来たんだ。残業して！休み返上して？！そうやって一人でやって来たんだんだよ！お前らが残業や休み返上しなくてもいいように？！」
吉田「…。」
ﾕﾉ「ﾁｰﾌに出来てお前に出来ねえはずはない。期待してるからな。がっかりさせないでくれっ！？ｳｯﾁｰ！会議室行くぞ！」
内村「ﾊ、ﾊｲ！」
ﾕﾉ「ｼﾑ、仕事終わったら女将さんに会いに行こう。な？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…はい。」
ﾕﾉ「さあ！仕事仕事！」

Aが辞めた噂はあっという間に社内中に広まった。

「ねえ聞いた？あの人辞めたんだって。」
「あら！私は夜逃げしたって聞いたわよ？」
「違うわよ！不倫相手の奥さんに見つかって子供奪われそうだから逃げたって。」

ﾕﾉ「すげえなぁ。奴らの想像力。ﾄﾞﾗﾏの見すぎだっちゅうの。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「室長は平気なんですか…？皆勝手にあんな…っ！」
ﾕﾉ「腹立てたところでAは戻って来る？勝手に噂してる奴らを一人ずつぶっ飛ばせば戻って来るのか？だったらやるけど。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「それは…っ！」
ﾕﾉ「ま、この状況を変えたいと思ったのは確かだろうけどな…。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「…。」
ﾕﾉ「お前が羨ましいよ…。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾊｧ？こんな時に嫌味言わないで下さいよ。」
ﾕﾉ「ﾌｯ…お前は呼ばれたじゃん。ｱｲﾂの最後の晩餐に…。」
ﾁｬﾝﾐﾝ「最後の…晩餐…。」

お前にとってあれが最後の時間だったのか…？
俺にはこれからもっと続く最高の時間だったのに…っ！