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オトナ ページ30

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バイト先へ向かう途中、マナーモードにしていた携帯が震えた。

その名前を見た瞬間、反射的に体が硬直する。

「……そらるさん」

何が書いてあるんだろう。
恐る恐る開くと、そこには機械的な文字があった。

そらる:店で俺のことは、広瀬ってよんで。

もう、あのスタンプは送られてこなかった。
顔の見えない携帯端末。それがどうにも寂しくて、お店に向かう足が早くなった。



「おはようございます」
「おはよう」

愛想の良いおばちゃん、店主を通り過ぎると チーフの藤咲さんがお茶を飲んでいた。

挨拶をしようとしたけれど、それは遮られる。

隣には、そらるさんがいたのだ。

……どうしよう。
私、変に意識しちゃって話せない。

この前の表情が、体温が、まだ鮮明に残っていた。

固まったまま立ち尽くしていると、そらるさんは私に気がついたようだった。

「……っ」

目が合う。
この前のことが嘘に思えるほど、綺麗な目をしていた。
緊張して、逸らして、怖くなって目の前を通り過ぎる。

「お、おはようございます」
「おはようAさん」

今日の内容は。

藤咲さんが、今日の仕事内容を早口で説明していく。
緊張して、何を言われているか分からない。でも、無理して詰め込んだ。
絶対に失敗は、したくないから。

足元の白いパンプスが、挑発するように私を眺めていた。


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設定タグ:そらる , 伊東歌詞太郎 , 歌い手   
作品ジャンル:恋愛
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そのだ(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/hp/gmmnk/ (2017年9月10日 19時) (レス) id: 103f1e7372 (このIDを非表示/違反報告)
ぜんざい大好きマン(プロフ) - ところで、みんくさん今年高校にご入学されたんですね、おめでとうございます。でもそうすると、班クソ書き始めたのって中2の時ってことになりません? (2017年8月17日 22時) (レス) id: dc0cb92ab3 (このIDを非表示/違反報告)
ぜんざい大好きマン(プロフ) - みんくさん素直に信じてTwitterでおてぃんてぃんランド開園しちゃうとか言ってたのに、カワイソウ。みんくさんの気持ちを弄ぶなんてけしからん奴じゃ。 (2017年8月17日 22時) (レス) id: dc0cb92ab3 (このIDを非表示/違反報告)
天宮みんく(プロフ) - (サブ垢の方で返信したのは間違いです) (2017年8月14日 21時) (レス) id: c59fc0c6df (このIDを非表示/違反報告)
天宮サブ垢(プロフ) - ぜんざい大好きマンさん» なるほど!そうだったんですね笑。確かに二次創作書いてる時点でオチは分かってますし内容や書き方も未熟なのでそう言われても仕方が無いですね^^* (2017年8月14日 21時) (レス) id: f92d1429d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天宮みんく | 作者ホームページ:@Tengu_Mink  
作成日時:2017年8月4日 12時

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