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ご飯を食べてスイーツも食べて、着物を脱いでホテルへ帰る。
夕ごはんを食べる元気はなんか萎んじゃって
持ってきてもらう？という智くんの提案にも首を横に振った。
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お昼のことが胸にずっと引っかかってる。
智くんは赤ちゃんいらないって。
その理由は聞けなかった。
カズくんからの情報では、智くんは小さい子が好きじゃない。
…でも、自分の子供ってなったら可愛くて可愛くて仕方なくなると思うんだけど…。
これは私が勝手に思ってることだから押し付けるのも違うし…。
どうしよう、ちょっぴり変な空気。
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お風呂を済ませて持参した化粧水を肌に染み渡らせる。
明日もガサガサお肌になりませんように。
…ふと、昼間出会った双子の赤ちゃんのモチ肌が脳裏に浮かんだ。
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ベッドに座る。
お風呂上がりの智くんがバスタオルを頭に被ったまま私の横に来て
自然と唇が交わった。
智くんの髪はまだまだ水分を含んでて
前髪の束から水滴が一つ私の鼻に落ちる。
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「智くん…私…、」
「赤ちゃん、欲しい」
再びくっつきそうだった唇が、寸前で止まる。
「…何で欲しくないの」
智「…」
「赤ちゃん、好きじゃないから？」
智くんは何も答えず、私の唇を塞ぐ。
塞がれて舌が絡まって上手く話せない。
銀の糸が私たちを繋ぎ、それはやがて重力に従いベッドへ落ちた。
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智「…誰が世話すんの？」
「それは私が…」
智「お前レッスンあるだろ」
「ちょっとお休みもらって…」
智「…Aはさ、不器用で物覚えがいい方でもないじゃん。だから継続していかねぇと力にならねぇだろ」
「…」
智「俺も到底面倒観れるとは思えない」
「なら、ママに頼んで…」
智「お前の母ちゃんもずっと暇なわけじゃないし、父ちゃんの手伝いだってしてる。それに、」
「…」
智「“本当の親” に育ててもらった方が子供的にもいいだろ」
「…うん」
智「だから、子供作るのは今じゃない」
「…」
智「Aがレッスンの回数を減らせるくらいに成長して、俺も一通り社長になれるよう仕事をこなせた時に作ろ」
智くん…そこまで考えてたんだ。
私何にも考えてなかった。
ただただ、自分の欲のままに赤ちゃん欲しいって言ってた。
智「…っていうのはただの口実で」
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智「赤ちゃんの世話で忙しいお前は、いつ俺の相手してくれんの？」
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○(プロフ) - 美希さん» LINEあるの人違い？かな？ワクワクなあ…、私行くとしても大阪（ ; ; ）ハッピーエンド大好きじゃけんご安心を（＾_＾） (2017年5月13日 18時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - ○さん» そうなの、、ワクワクとかまた会いたかったなぁ..うん！楽しい京都旅行になりますように 笑 (2017年5月13日 12時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - 美希さん» そうなんじゃ(´･_･`) 読んでくれるだけで嬉しい♪ 待ってて（＾_＾） (2017年5月13日 12時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - ○さん» 数日前に消したんだよ〜〜。気づいてもらえて嬉しい！ちゃんと通知とってるからね 笑これからも楽しみにしてるね〜〜！！ (2017年5月12日 21時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - ちはるさん» 長編一つ完結させたのでこっちへ戻ってきました（＾_＾）また会えます、お楽しみに（＾_＾） (2017年5月12日 18時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◯
| 作成日時：2016年8月7日 11時
