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【Satoshi】
・
ぶっ飛ばして意識を奪ったはずのあのお喋りな男がいなかった。
ソッと近づいてきた大きな気配にAが叫んだ。
Aが暴力の瞬間を見ないよう手で目を隠し、そのまま回し蹴りをした。
5m先まで飛んだ体。
動かないソレをジッと見たAはゴクリと唾を飲む。
「死んで…ないよね？」
智「ったりめーだろ」
「ここにいた人全員生きてるよね…？」
智「人はそんな簡単に死なねぇから」
廃墟から少し離れたとこにじぃが車を停めて待っている。
そこへAを押し込み俺も乗り込んだ。
じぃ「お疲れ様でございました」
智「Aの傷、痕が残らねぇように」
じぃ「かしこまりました。…しかし、坊ちゃんはこれまた珍しいお姿で」
智「一言多いんだよおめぇは」
まだ止まらない血。
ケンカで血流したの、いつぶりだろう。
「…ごめんね、私がヘマしたから」
智「っとに、手間ばっかりかけんな」
「…ごめんなさい」
シュンとする。
・・・悪いのは俺だって。
危険と分かっておりながらお前を一人で外に出した。
Aの血は時間が経って固まってる。
見た感じ傷は腕に2ヶ所。
足に2ヶ所。
首に1ヶ所。
ごめんな。
痛かったよな。
怖かったよな。
「…っ汚いよ！」
腕の傷に吸い付く。
早く治れ。
うちの医療チームが良いようにしてくれるんだろうけど
傷が治ったとしても俺の罪悪感は消えない。
・
智「…怖かった？」
「…ちょっとだけ」
智「…じゃなくて、俺が」
「…」
智「受け入れられないんだろ？」
「…目隠しで見てないもん」
智「目隠し取った時お前泣いてたじゃん」
「…」
智「見えなくても怖ぇか」
俯くAの頭にポンと手を置く。
気にしてねぇよと心の中で語りかける。
「直接見るよりは…平気」
智「そか」
「ケンカの後に…いつもの智くんに戻ってくれていたら、いいの」
智「…」
「Aって呼んでくれる智くん。闘争本能剥き出しじゃなくて、私を守ってくれる智くんが好き」
智「……了解」
車が止まる。
帰って来れた。
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○(プロフ) - 美希さん» LINEあるの人違い？かな？ワクワクなあ…、私行くとしても大阪（ ; ; ）ハッピーエンド大好きじゃけんご安心を（＾_＾） (2017年5月13日 18時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - ○さん» そうなの、、ワクワクとかまた会いたかったなぁ..うん！楽しい京都旅行になりますように 笑 (2017年5月13日 12時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - 美希さん» そうなんじゃ(´･_･`) 読んでくれるだけで嬉しい♪ 待ってて（＾_＾） (2017年5月13日 12時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - ○さん» 数日前に消したんだよ〜〜。気づいてもらえて嬉しい！ちゃんと通知とってるからね 笑これからも楽しみにしてるね〜〜！！ (2017年5月12日 21時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - ちはるさん» 長編一つ完結させたのでこっちへ戻ってきました（＾_＾）また会えます、お楽しみに（＾_＾） (2017年5月12日 18時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◯
| 作成日時：2016年8月7日 11時
