始. ページ1
学校帰り。出会いは不意に訪れた。
「にゃー」
「…猫?」
猫の鳴き声が聞こえて来た方向を見ると、
子猫が一匹入るくらいの大きさのダンボールが置いてあった。
それだけならまだしも……。
「……ひどい」
ガムテープでぐるぐる巻きにされていたのだ。
地元から少し離れた高校に通っている私は、現在一人暮らし中である。
「…1人だし……いいよね。放っておけないし」
私は学校のリュックを背負い直して、ダンボールを抱き抱えた。
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「先生、ターゲットが第1号、2号、3号、4号が入っているダンボールを拾いました」
「ふん。人間は単純だな」
「先生も人間ですよね」
「さぁ、ここからが本番だ。
拾ったやつが家に帰ってからが、な……」
「そういえば、先生。私達はダンボールについているGPSの位置を見れるだけなのですか?」
「そうだ。どうかしたか」
「…今更ですが…ダンボール、捨てられませんか」
「……あ。」
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東京特許許可局局長@ラ(プロフ) - ねむいお(?)さん» コメントありがとうございます!はい!がんばります!! (2020年4月29日 1時) (レス) id: d93eb2a394 (このIDを非表示/違反報告)
ねむいお(?)(プロフ) - 完結おめでとうございます!小さいうらさかも可愛くて大きいうらさかも可愛かったです!他の作品の更新も頑張ってください! (2020年4月28日 19時) (レス) id: 9dfc30eb0e (このIDを非表示/違反報告)
かふ - 東京特許許可局局長@ラさん» 検討してくださるんですか!?ありがとうございます!他の作品もあるので面倒臭かったら大丈夫ですよ!!これからもガンバです!!!!! (2020年3月25日 22時) (レス) id: c172b12d8c (このIDを非表示/違反報告)
東京特許許可局局長@ラ(プロフ) - 亀さんさん» わーい!ありがとうございます!! (2020年3月25日 19時) (レス) id: 57ff3c7e95 (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - 完結おめでとうございます〜!他の作品も見ます!頑張ってください! (2020年3月25日 17時) (レス) id: 6071deca71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東京特許許可局局長 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/skrnun
作成日時:2020年2月13日 16時