42話の旦那様 ページ4
『馴れ初め？』
「そう！いち兄とAさんの！」
偶々、粟田口の義弟(仮)達と遊ぼうかと粟田口の部屋に来ていたとき、乱が興奮しながら聞いてきた、女子か
『いいぞいいぞ、そうだなぁ……一期とは昔、ここまで仲良くは無かったんだぞ？』
「えぇっ！？いがーい！」
『昔は一期のきっちりしてるところが苦手でなぁ、ははっあのときはまだ俺も童子だったからな〜』
その時、嫁(予定)の勘が働いたのか襖を思いっきり開ける一期と目が合った
『おぉ、一期、今馴れ初めを話してるところだ……一期はなぁ』
「わぁぁぁ！お止めくださいA殿！」
『恥ずかしがるな』
「もぉA殿！私が嫌がると分かって言ってますな！？」
うん←
思い出しているのか顔を真っ赤にして、あ、一寸涙目だ
俺の肩をバシバシ叩く一期が可愛い
『……一期、打撃64は一寸辛い』
「あっ」
叩かれ続けた肩を擦る、あっこれ痣になる奴だ
「それで馴れ初めは？」
『あぁそうだな、ちょっと待って』
俺は一期の手を引き、胡座に座らせる
そして一期の頬を撫で、唇をなぞる
真っ赤になった一期は肩にぐりぐりと頭を擦り付け、小さく「参りました」と呟いた
『じゃあ話すぞ？……まず俺は松葉日埜国の打った唯一の傑作だ、刀狩りの際、秀吉公の目に留まって、城に持っていかれた訳だ』
『そこでこの一期一振に出会ったんだ』
俺の脳裏は、出会った日を思い出し、それをつらつらと言葉に変える
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月明かりと紅色(プロフ) - あいさん» あいさん！御希望通り書けたようで良かったです！これからも見て、たまにリクエストしてくださると嬉しいです！ (2019年1月6日 0時) (
レス) id: 3bb1cfaed2 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 私がリクエストした話も何度も読み直しましたがとても面白かったです。これからも頑張ってください！ (2019年1月5日 13時) (レス) id: b61e5ce7a9 (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - 雷雅さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非これからも見ていただけるととっても嬉しいです！ (2018年12月31日 20時) (レス) id: 3bb1cfaed2 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2018年12月31日 9時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - 冬亜さん» コメントありがとうございます！面白いと言ってくださり光栄です！これからも是非とも見ていただけると作者の励みになります！ (2018年12月23日 0時) (レス) id: 3bb1cfaed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月明かりと紅色 | 作成日時：2018年11月16日 4時
