第3話 ページ5
一人虚しい食事を手軽に済ませ、彼女は部屋に戻る
そして手に取るのは一冊の本
かなりボロボロで何度も読み返されているのが分かる
これは彼女の父の本で、そして形見でもある
題名は至ってシンプル「新選組」ただそれだけ
ペラ……
本を捲るごとに父の染み着いた匂いが鼻を霞める
本を読み終えた頃にはもう寝なくてはならない時間帯になっていた
彼女の自室シャワーを浴び、ひらひらのネグリジェを惑い
またベッドに体を預け、ゆっくりと睡魔の波へ落ちていった
ドンッ
背中に衝撃を受け、どこかに真っ逆さまに落ちていく……
浮遊感を感じ、彼女は飛び起きた
しかし彼女は昨日の晩と同じベッドに居た
彼女は夢を気にも止めずに、何時もの用に支度を始めた
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Momo_Tarou(プロフ) - 面白すぎます!!更新がとっても楽しみです!!頑張ってください!! (2020年1月17日 21時) (レス) id: 55132ee02b (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - 愛梨沙さん» コメントありがとうございます!なんとか頑張ります! (2019年10月6日 16時) (レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨沙(プロフ) - 面白いです。更新楽しみにしてます (2019年10月6日 16時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
月明かりと紅色(プロフ) - まゆさん» 優しいコメントありがとうございます!頑張ります!なんとか完結できるよう頑張ります!もう本当に、コメントありがとうございました! (2019年8月5日 22時) (レス) id: ce1b07ed69 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年8月5日 21時) (レス) id: f826ed1a12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月明かりと紅色 | 作成日時:2018年9月27日 23時