クライ審神者~ぱーと２~【刀剣乱舞】【FAIRY TAIL】 (ページ23)

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もぐもぐ64回ページ23

堀川国広side

「主さん！」

変わり果てた姿の膝丸さんからあふれでる、膝丸さんの黒い霊力を飲み込んだ主さんは苦しげに倒れ、霊力に飲み込まれた

「小夜くん！柏崎さんに連絡してくれる！？」

「わかった！」

いつもより焦りの目立つ小夜くん……ううん、僕だって

でもあの主さんが耐えられなかったんだ、迂闊に手を出すのは良くない

「加州くんに兄弟！皆を連れて庭に！」

「えっ、うん！」

「あ、あぁ」

主さんの溢れ出る霊力でいつの間にか回復した加州くんと兄弟は持ち前の機動で走っていった

……さて、どうしようか

『くに、ひろ……』

「主さん！」

ふと主さんの声が霊力の中から聞え、右手が出てきた

その手は人差し指でどこかを指している

『行って』

「でも！」

『……僕はこれを出来るだけ、抑える……だから君は________________を持ってきて……絶対に、開けることなく……僕の元に』

それだけ呟くと僕の返事も待たず、主さんの手は消え、声もしなくなった

僕は踵を返し、走り出す

『国広なら出来るって信じてる』

そんな風に聞こえた気がした

「当たり前ですよ、何てったって主さんの初期刀ですから」

僕は主さんに言われた通り、向かう