最終話 ページ49
A「遅刻するから急いで！」
ロボ「待って！髪型がうまくいかん！」
A「遅刻するほうがもっとダメでしょ！」
ロボロの家の玄関で上の階にいるロボロに大声で声をかけた。今日、俺とロボロは高校を卒業する。
進路は生徒会メンバーばらばらで、だけど大学や専門学校は近い。
実は俺とロボロの進学先は違う。俺が専門学校でロボロが大学だ。教師には大学を進められたし推薦も来ていた。だけど早めに働きたいから専門学校に進学すると言いきった。ロボロにもだいぶごねられたが絵斗さんとなんとか説得して納得してもらえた。
ロボロが降りてくるといつもよりメイクもしていて可愛さ全開で倒れそうになったが流石に遅刻するわけにもいかずロボロが外に出た瞬間、手を握って走った。
ロボ「A！早いって！」
A「ロボロが時間かかったからでしょ!?」
ロボ「それは悪かった!!」
文句を聞きながら俺はロボロを引っ張って姫だきする。それで全力で高校まで向かった。なんかロボロが言ってるが焦ってるしかわいいから何でも良し。そんなことを考えながら校門をくぐって教室に入った。
A「ギリギリセーフ！」
教師「無花果、卒業式前に見せつけるな」
A「遅刻しそうになったからですやん！遅刻しそうになった彼女を運んだ功労者なんですから少しくらい労ってくださいよ〜〜」
教師「リア充に労う価値なんてないだろ」
A「クソ教師が！」
茶番をしたあとは高校最後のイベント卒業式が待っている。卒業式では元生徒会長のコネシマの答辞が悲しい家族エピ入るし生徒会長になったショッピ君が元生徒会メンバーの暴露をして大笑いした。
卒業式も終わると最後の思い出づくりをやっているなか、俺は生徒会のメンツや先に卒業したグル兄やんたちと話していた。
ロボ「A！みんな遅くなってすまん！」
ゾム「ロボロ、クラスの女子との写真はもうええの？」
ロボ「撮り終わったで」
話しているうちに俺もあるものを取り出して「ロボロ」と声をかけた。
A「ロボロ、約束覚えてる？」
ロボ「！…覚えてるに決まってるやん！」
A「じゃあ改めて俺の妻になってください」
指輪を差し出しながらいうとロボロが走って抱きついてくる。
ロボ「なるにきまってるやん！愛してるよA！」
A「俺も愛してる！」
冷やかしの中で俺はロボロの指に指輪を指しはめて口にキスをした。
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ピッピ168号 - ていうか、ベーコンいけるんですね！私もです！d！のベーコン物の小説にもコメントしてるのでよかったら探してみてください！(←おい) (7月20日 17時) (
レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 完結おめでとうございます！いやはや最高すぎて口角が天井に刺さって戻りません…。こんな神作を作って下さりありがとうございました！ (7月20日 17時) (レス) @page50 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - え…完結しちゃった…楽しみが（ ; ; ） (7月20日 0時) (レス) @page50 id: 35655b53f5 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま信者(プロフ) - この作品てぇてぇの塊だろぉぉぉぉ!!!!!続きが気になるんじゃぁぁぁ!!! (7月2日 9時) (レス) @page39 id: e6d68ebfeb (このIDを非表示/違反報告)
風吹 - 良作品。３４話から先の展開が気になります。性別逆転してえっっして身籠って、母となった人間の性別が戻らなくなった話を何処かで見かけたことがあったのでご参考のほど… (6月5日 20時) (レス) @page39 id: 29162fa00e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人形傀儡 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年4月3日 12時
