43話 ページ48
生徒会の人と別れてシャオとロボロと一緒に家まで帰った。シャオは普通に家に帰ったがロボロは俺と離れたくないと言って家まで連れてきた。母さんは迷惑をかけたことで少し父さんとゆっくりして来いといって家にはいない。
少し暑い家のエアコンを付けてロボロと一緒にベッドに腰を掛けた。
ロボ「あたし、Aが刺されて死ぬと思った…」
A「俺も、死ぬかと思ったよ」
ロボ「Aが死ぬなんて考えられないしAが死んだらどうしようって、どう生きようって。Aは生きがいなの…Aがいなくなったらなにもできない」
A「うん…」
ロボ「一人は嫌だ……Aは一人にしないよね？」
A「しないよ、俺はロボロのこと一人にしないから」
ロボロのことを抱きしめて頭を撫でるとすすり泣くロボロの声が聞こえる。
後悔しないためにも俺は心に決めたことを伝えた。
A「ロボロ、卒業したら結婚しよう」
ロボ「え……」
A「これならロボロを一人にさせないよ。まぁ籍だけでも入れて結婚式とかは大学卒業後とか就職してしばらく経ってからとか…」
あーだこーだ締まりの無いことを言っていると強い力で抱きしめられた。
ロボ「それ、嘘やないよな？」
A「嘘じゃなよ、俺の本音だし今一番やりたいこと」
ロボ「よくヘラるし病むし、めんどくさいしAがいないと寂しくてリスカ始めるかもだし」
A「そういうとこも含めて好きなんだよ」
ロボ「結婚したら他の女との連絡先消してもらうし繋がってる人も最低限にしてもらうかも。それに毎日一緒に寝て一緒に起きてご飯も一緒に食べてもらう。出張とか許さへんし浮気したら閉じ込めるけど」
A「いいよ。ロボロが幸せなら俺も幸せだから」
ロボ「…Aが、そばにいてくれるなら正直それだけでいい。おばあちゃんになっても一緒にいてくれるって誓ってくれる？」
A「もちろん、俺はロボロの旦那として側にいれるんだったら神にだって誓うよ」
ロボ「そこはあたしに誓ってほしいな」
A「嘘だよ、ロボロにしか誓わないから。改めて言うけどロボロ、高校卒業したら俺と結婚してください」
ロボ「よろしくね」
ロボロの頭に俺の頭をくっつけて顔を見る。ロボロの目には水の膜が貼っており今にも泣き出しそうだったし俺も泣きそうになったが互いに声を出して笑った。
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ピッピ168号 - ていうか、ベーコンいけるんですね！私もです！d！のベーコン物の小説にもコメントしてるのでよかったら探してみてください！(←おい) (7月20日 17時) (
レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 完結おめでとうございます！いやはや最高すぎて口角が天井に刺さって戻りません…。こんな神作を作って下さりありがとうございました！ (7月20日 17時) (レス) @page50 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - え…完結しちゃった…楽しみが（ ; ; ） (7月20日 0時) (レス) @page50 id: 35655b53f5 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま信者(プロフ) - この作品てぇてぇの塊だろぉぉぉぉ!!!!!続きが気になるんじゃぁぁぁ!!! (7月2日 9時) (レス) @page39 id: e6d68ebfeb (このIDを非表示/違反報告)
風吹 - 良作品。３４話から先の展開が気になります。性別逆転してえっっして身籠って、母となった人間の性別が戻らなくなった話を何処かで見かけたことがあったのでご参考のほど… (6月5日 20時) (レス) @page39 id: 29162fa00e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人形傀儡 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年4月3日 12時
