番外編 ページ28
風呂上がり、服を脱衣所に持ってくのを忘れて自分の部屋のドアを開けた。
そこには俺の着る予定の服を着てパンツの匂いを嗅いでる変態の幼馴染がいた。
ロボ「あ、あ、あ…A、なんで…」
A「服忘れた。そして俺のパンツ返せよ痴女」
高校２年生の俺とロボロは、幼馴染ながら変な関係であった。
A「なんで俺のパンツの匂いなんか嗅いでんだよ」
ロボ「だ、だって、オカズなんやし…でも女子と行為をしたあとのものがここにあるんだと思うと嫉妬で狂いそうなんや…。はよ私と付き合ってや？悪い思いさせへんから」
A「毎日口説きに来るけどお前のこと好きになるわけないから。取り敢えず帰れよ」
パンツを奪い取ってそれを履く…うわ、生暖かい。
幼馴染で俺のことが好きなロボロは所謂『ヤンヘラ』で俺に対して暴走を引き起こした結果が匂いを嗅いだりストーカー行為を繰り返していたりする。
そしてそんなヤンヘラ変態の幼馴染の俺は世間一般で言うヤリチンと言われるやつだ。まあ発散できればそれでいいし、恋愛感情とかもない。ただするだけして連絡とかもしていない。
A「てかいい加減諦めろよ、俺みたいなやつと一緒にいるだけで恨まれるし。自分がどんなに言ったって振り向いてもらえないならそれまでだわ」
ロボ「っ……」
我ながら酷いことを言ったと思う。
それでもロボロは諦めずに俺に対して愛の言葉を言い続けた。
A「彼氏、が、できたと……」
ロボ「お、おん…同学年の男なんやけど…」
そんなある日、ロボロは急に彼氏を作った。何故かもやっとはしたがこれ以上ストーカー行為をされるのも嫌だったからこのときは嬉しさが勝った。
A「良かったじゃん、初彼氏できて。俺みたいにヤリ目で近づいたやつじゃないといいね」
そしてロボロからストーカー行為も愛の言葉を言われるなくなった。
もうひとりの幼馴染の女子、シャオロンからは「これでいいのか？」と聞かれたが素っ気無く返事したはずだ。
あのときから俺はおかしくなった。
欲がなくなった、という感じだろう。飽きたのかわからないがやる気がなかった。
ロボロが帰りに彼氏とキスしているのを見たときは心の中が空っぽになった。家に帰ると血まみれのカッターナイフと自分の腕が見えて混乱していた。
A「なんで…こんなこと？」
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ピッピ168号 - ていうか、ベーコンいけるんですね！私もです！d！のベーコン物の小説にもコメントしてるのでよかったら探してみてください！(←おい) (7月20日 17時) (
レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 完結おめでとうございます！いやはや最高すぎて口角が天井に刺さって戻りません…。こんな神作を作って下さりありがとうございました！ (7月20日 17時) (レス) @page50 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
レイ - え…完結しちゃった…楽しみが（ ; ; ） (7月20日 0時) (レス) @page50 id: 35655b53f5 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま信者(プロフ) - この作品てぇてぇの塊だろぉぉぉぉ!!!!!続きが気になるんじゃぁぁぁ!!! (7月2日 9時) (レス) @page39 id: e6d68ebfeb (このIDを非表示/違反報告)
風吹 - 良作品。３４話から先の展開が気になります。性別逆転してえっっして身籠って、母となった人間の性別が戻らなくなった話を何処かで見かけたことがあったのでご参考のほど… (6月5日 20時) (レス) @page39 id: 29162fa00e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人形傀儡 | 作者ホームページ：
作成日時：2023年4月3日 12時
